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10,タンポポ大好き 

 

                                                      

 これは、ある友達の回想を文にしたものです。

 僕たちの学校は、大きな川沿いの小さな田舎町にありました。周りには田んぼが広がり、畑や山もあります。
当時の担任は、都会の大学を出たばかりの若い女性の先生でした。
 5月のある日の朝のことです。
先生が「おはようございます!」の挨拶が終わった後、いつもと違った様子で、こう言いました。
「皆さんは花が好きですか?」
「はーい。」「すき!」「すきです。」大半の子どもたちがそう答えました。
中には、ふざけて「きらい!」という声もありました。
 先生は続けて言いました。
「花には、どんな色の花がありますか?」
「赤!」「黄色!」「白!」「紫!」「ピンク」「!桃色!」「青!」「緑!」…
「えっ緑?」みんなびっくりです。
「太郎ちゃん!それ葉っぱのことじゃないの?
葉っぱと花は別のものだよ。」由紀ちゃんが太郎君に言いました。
「あっ、そうか。」太郎君のこの言葉にみんな大笑いでした。
 先生は「実はね、今日は、皆さんに、この花を持ってきました。」と言いながら、教卓の脇に置いた小さな紙袋から花を取り出しました。
黄色の花でした。
「この花は何だと思いますか?」
「はい!」「はい!」
先生は、裕太君を指しました。
「タンポポです。」

すると、健二君が「先生!みんな知ってますよ。先生が聞きたいのは、セイヨウタンポポかワヨウタンポポかってことですか?」
先生は答えました。「健二君すごいね。よくそんなこと知ってますね。それでいうと、これはどこにでも咲いているセイヨウタンポポなんですね。黄色の花の代表的なものですよね。
 ……もう少し聞いてよいですか?
では、皆さんこのタンポポの花は、これ全体で一つの花ですか?それとも中の一つ一つが一つの花ですか?つまり全部で一つの花?それとも小さい花の集まり?」……

一瞬、教室がシーンとなりました。……。
「先生!いつだったか忘れたけれど、前にお母さんがね、小さな花の集まりだと言ってました。」と将樹君が言いました。
「そうですか。皆さんは、どちらだと思いますか?」

「一つの花? 集まり?」……。
 しばらくして、先生がおもむろに
「実は将樹君のお母さんが言ったように、小さなたくさんの花の集まりがタンポポを作っているんですね。」
「じゃあ、先生!小さな花は、小タンポポですか?」純也君が言うとみんなが笑いました。ぴったりとしたネーミングだったからでしょう。
 

 先生は、また次の質問をしました。

「では、皆さん、もう少し考えてみましょう。

タンポポは、小さな花の集まりだということは分かりました。そうですよね。小さな花の集まりだったんですよね。……
では、よいですか?よく聞いていてください。……

それならば、どのタンポポも集まっている小さなタンポポの数は同じですか?それとも、それぞれみんな集まっている花の数は違いますか?」と…。

今までそんなことは聞かれたことや考えたことがなかったので、また教室の中はシーンとなりました。
「同じです。」「違います。」
 子どもたちの答えに
「本当にそうですか?」先生が念を押すと、みんな当てずっぽうで言っているのでしっかりとは答えられません。

「先生、教えて!」何人かが困ったような顔をして言いました。

先生は答えました。
「実は、先生も数えたことがないのでよく分からないのです。今日は晴れていますから、昼休みにみんなでタンポポを見つけて数えてみましょう。どうですか?」


「はーい。」「いいです。」「先生!今行きたい!」と言う子もいましたが、
先生はあっさりと「1時間目は国語です。準備をしましょう。」と言って教室を出て行きました。

「同じだと思うよ。」「違うに決まってんじゃん。」
子どもたちはしばらくタンポポの話で持ちきりでした。
 キンコンカーン!昼休みです。
 校庭に出て20分くらい立った頃から子どもたちは、昇降口にいる先生に駆け寄り

「先生、違いました。こっちは234,こっちは256。」
「先生、俺も違っていた。」「僕も…」「私も…」次から次へと報告がきました。

先生は、子どもたちに数えた数を覚えておくように指示しました。「教室に戻ったらみんなの結果を聞きます。それで考えましょうね。」

子どもたちは、いつもより昼休みが短く感じました。
 5時間目が始まりました。

先生が子どもたちに言いました。
「皆さんどうでしたか?タンポポの集まている小さな花の数は同じでしたか?」

一斉に大きな声で「違う!」という声が返ってきました。

「そうでしたか? で、いくつありましたか?」

「240と220。」「280と300。」「えっ、そんなにありましたか?」「俺も303あったよ。」

「先生、でも大変だったよ、ぬるぬるしていて、くっついているし、チョー数えにくかったです。」と祐介君。

「元の方にハートのような鏃(やじり)のようなものがあったよ先生。」「そうそう。」と相槌を打つ子も。

「良いところに気がつきましたね。それがタンポポの種です。成長して綿毛になって地面に落ちた時に抜けないようになっているんですね。」

「これが?」「へえ、そうなんだ。」手に持っていたタンポポを見て、そう言う子もいました。
「あっ、そうか。」突然、秋子さんが大きな声で叫びました。
「なに?なに?」
みんなは、何のことか聞きたくて秋子さんの方を向きました。
「あのね、間違っているか分からないけれど、茎の真ん中に穴があいていたでしょ、あれはね、上のたくさんの花に水を送るために、あいていたんじゃないかと思ったの、それでね、もしも、木のように隙間がない茎だったらあんなにたくさんの花は、たぶん育てられないんじゃないかな?そうでしょ、先生?」

「そうだと思いますよ。あんなに細い茎なのに給水塔のように強く、強風にも耐えて上に水や栄養を届けているんですね。秋子さん、よく考えましたね。とってもいい発見ですね。」
 すると一郎君が「先生、もっとたくさんの花を付けたとしたら茎ばかりでなく根っこもしっかりしてないとだめですよね。」

「そうですね。皆さんは、タンポポのどんな根を想像しますかネ…」
「先生しゃれですか?」みんなが苦笑。
 先生が言いました。「誰か、考えた根を黒板に絵で書いてくれますか?」……

「はい!」「はい!」……
縦に深く書くもの、横に広く書くもの。
「もっと大きく書いて!」とか「上手い!」とか言う者もいましたが、それぞれの根の絵がが完成しました。

「説明してくれますか?」先生は、書いた子供たちに説明を求めました。
「ゴボウのように強い風が吹いても抜けない根です。」「横にしっかりと広がっています。」
「縦と横の両方を合わせた形です。」
「そうですか。説明が分かりやすくよく分かりました。絵もそれぞれ上手ですね。皆さんは、タンポポの実際の根はどれだと思いますか?」
「今日は、タンポポの観察をしましたが、タンポポの一つひとつは弱い花です。まとまって生活しているから育つことができるんですね。
一つの花が、やがて綿毛を付けて、風に乗って旅立ち、新しいタンポポのなるんですね。

皆さんが数えた小さな花の数だけ新しいタンポポが育つはずなんですが、…ですが、そうは問屋はおろしません。」
「えっ?」という子供もいました。
「どうしてでしょうか?みなさんも考えてみましょう。」…
「えーっと、コンクリートの上に落ちたり…」
「瓦屋根の上だったり…」
「川や海の中では咲けないし…」
「日当たりの悪いところもだめだし…」

子どもたちの声に先生が
「そうですね。運良く日当たりのよい地面に落ちた種だけがタンポポに成長できるんですね…、
中にはうまく咲けたと思ったら、鎌や草刈り道具で切られたり…。」

「えっ、かわいそう。」

「先生!それで地面は、タンポポだらけじゃないんだ。」
「タンポポは、一つひとつの花は弱いようですが、数が多いから、必ずどこかで咲くことができる、そういう意味では強い花なんですね。

そして、不思議ですよね。皆さんが数えた一つひとつの花の下(もと)のところの小さな種の中に、タンポポのすべての設計図が詰まっています。本当に不思議ですよね。…
みんさんはタンポポは好きになりましたか?」
「はーい。」
「先生!タンポポは食べられるんですか?」…
「先生!タンポポコーヒって聞いたことあったよ。」…「先生、タンポポは冬でも咲きますか?」…
「ワヨウタンポポとセイヨウタンポポって、何が違うんですか?」
「黄色以外の色もあるんですか?」など、たくさんの質問が出てきました。
キンコンカーン
時間が来てしまいましたね。今日のように、何か疑問があったら直接自分で調べてみることですね。

みなさんのお陰で、先生もタンポポが大好きになりました。ありがとうございました。」

そう言って、先生は、深く礼をし、教室を出て行きました。

大人になった今でも、友達は、タンポポを見ると、あの日のタンポポ先生の深い授業を思い出す。…ということです。

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9,なかなおり

 ある日、仕事場の女性同僚と休憩時にゆったり世間話やら雑談をしていたら、こんな話が出てきました。その女性同僚の息子の翔真君が保育園に通っていた時のことです。

 スーパーに買い物に行ったとき、突然見知らぬ女性から

「大庭翔真君のお母さんですか?」と声をかけられました。
「はい、そうですけど、翔真が何か…?」
「私は、同じ保育園に行っている木村大樹の母ですが、このような場所ですみません。」
「あっ、はい。」
「うちの大樹は、少し障害を持ってましてね、友達がなかなかできないんですが、先日、こんなことがあったんです。
 子供たちが、保育園の庭で遊んでいたとき、翔真君と大樹がお互いよそ見をして歩いていたので肩と肩が軽くぶつかったんです。倒れるようなことはありませんでした。
その後、翔真君は、地面に積み木のブロックを重ねて、何かを作って遊んでいました。
 すると、うちの大樹が翔真君の所にさっと歩いて行き、積み上げたブロックを手でバーンと、はたいて壊してしまったのです。ぶつかったことを思い出したんでしょうね。
 アッ、ケンカになるなあと思いました。翔真君が大樹の手をつかみました。
私は、止めなくちゃ!そう思い、急いでその場に近づいていくと、翔真君は大樹の手を上下に振り、こう言いました。
『なかなおり、なかなおり』と。
なかなおり、なかなおり
私は、驚きました。
『えっ?えっ?こんなことあるの?』大樹の顔も穏やかになり、一緒に『なかなおり、なかなおり』と。
私は、思わず涙が出てきました。
大樹はあまり友達から受け入れてもらえないことが多いのに、ましてや、翔真君が『なにすんだよ!』と怒っても当然なのに…。
 私は、翔真君から教わりましたよ。
『なかなおり、なかなおり』いい言葉ですね。
大樹のことが心配で、時々保育園に行って遠くから様子を見ているんですが、すごく安心しました。
大樹もうれしかったんだと思います。

お母さんに、今日は、このことが伝えたくて…。」
 「そうなんですか。そんなことがあったんですか。
翔真がねえ。…教えていただいてありがとうございます。
これからもよろしくお願いします。」
「大庭さん、翔真君は、とってもいい子ですよ。」
買い物を終えて、家路に向かうお母さんの足取りも軽かったです。「なかなおり、なかなおり…か、翔真がねえ…」。

 女性同僚のその話を聞き、
「いい話ですね。聞いた私もうれしくなりなしたよ。」

「なかなおり、なかなおり」私もつい口ずさんでいました。


ちなみに翔真君は、今はもう大学生だそうです。

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8,二人の良い子


 ある朝、担任の先生がこんな話をしました。
「今朝、ラジオで聞いた話なんだけど、搔いつまんで言うから、ちょっとみんな聞いてくれるかな?」

 ある家に、二人の姉妹がいました。上が花ちゃんで下が百合ちゃん、二人とも小学生です。
 朝、学校に行くときに、雨が降りそうだったので、お姉ちゃんは傘を持っていきました。妹の百合ちゃんは、「大丈夫、大丈夫」と言って持っていきませんでした。
 案の定、午後になって雨が降り出しました。
 お母さんは心配になり傘を届けようと考えました。
 すると傘を持っていかなかった妹の百合ちゃんが傘を持って濡れずに帰ってきました。
「お帰り。あれ?百合、あなた、その傘どうしたの?」
「友達の絵美ちゃんが学校の近くなので、絵美ちゃんの家まで一本の傘で一緒に行って、そしたらこの傘を貸してくれたの。」
「ああ、そうなの。」…。
「傘を貸して貰える友達がいるなんて、あなたは良い子ね。」
お母さんは嬉しくなり思わずそう言いました。
百合ちゃんもその言葉が嬉しかったようです。
 しばらくして、お姉ちゃんが帰ってきました。傘を持っていったはずなのに、びしょ濡れで走ってきたのです。
「花、傘はどうしたの?持って出かけたでしょ?」
お母さんは、何があったのか心配で、「お帰り」を言う前に少し強い口調で聞きました。
「うん、恵ちゃんに貸したの。恵ちゃん、傘持ってこなかったの、恵ちゃんの家は私の家よりずっと遠いから貸してあげたの。」
それを聞いたお母さんはお姉ちゃんを抱きしめて
「花、友達に傘を貸してあげられるあなたも良い子だ。花も百合も本当に二人とも良い子だ。」お母さんの目から涙がぽろりと落ちました。

 「皆さんは、どちらの良い子が好きですか?あるいは、どちらになりたいですか?」先生が子供たちに聞きました。

クラスの生徒達から「妹」「お姉ちゃん」「花ちゃん」「百合ちゃん」という声に混じって「両方」という答えもありました。

先生は、押しつけることなく、理由も聞かず「そうですね。」で、この話を終わりにしました。

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7,「村八分」

 「村八分」、聞いたことがあるかと思います。
今では、ほとんど使われていない言葉ですが、意味深いものがあります。

 大辞林で引くと「1、仲間はずれにすること。2、江戸時代以来、村落で行われた制裁の一つ。規則違反などにより、村の秩序を乱した者やその家族に対して、村民全部が申し合わせて絶交するもの。俗に葬式と火災の二つの場合を例外とする

 つまり、どんなに仲間はずれにしても八分までで、二分は残しておくということです。

  現在、社会問題となっている学校でのいじめ、職場での扱き(しごき)などは「村分」で、逃げ場が全くない状態で行われることもあり、自殺さえ引き起こしている状況もあります。

 昔の人たちの人間関係づくりが、決して優れていたとは言い切れませんが、少なくとも現代人以上に人と人との会話は有っただろう。また、自分もやったりやられたりという経験も多いので、人として「村十分」ではいけないことはよく分かっていたのだろうと思います。

 今でも、本当に強い子は、弱い子をいじめるようなことはしません。喧嘩相手にするような子ではないことをよく知っているからです。

 いじめの原因については、ケースバイケースで色々語られ、論じられていますが、

 私は、その要因の中には、生活経験の少なさ(遊び、喧嘩など)、兄弟姉妹の少なさ、異年齢の子たちとあまり遊ばない、核家族化、理性より好き嫌いの感情で行動する人が増えた、女性任せの子育て、他力本願社会、争いのない飽食社会…などが根底にあるように思えてならないのです。

 また、こんな考えもあるでしょう。いじめる側の中心になっている子は、本当は、自分が弱い子で、いじめようとする子が気になって気になってしょうがない。だからみんなを巻き込んでいじめる。

 一歳違いの年下には、負けたくないし、やることなすこと憎らしく見えます。
けれども、二歳違いの年下は、同じ事をしても可愛かったり、生意気なことをしても大目に見て許せます。それと同じなんだろうなあと思います。

また、子供の昆虫嫌いや動物嫌いは、母親からでしょうか?
「きゃーっ!」と驚く姿は、母親にそっくりですね。
「どうしてそんな気持ち悪いもの持ってきたの?すぐ捨てなさい。」それも良く聞きますね。

誰が持ってきたの?

 子供に自分で判断させれば良いものをと思います。

「村八分」から少しずれてしまいましたが、ふと、そんなことを考えました。

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6,王様!ご一考を!

 ある国の王様が、今まで一度も城から外に出たことがなかったので、自分の国がどのようなものか知りたくなり、城の外に出て、国中を歩き回りました。

 すると、城に戻るなりすぐさま大臣を呼び寄せて、

「我が国の道は石ころだらけででこぼこで、とても素足で歩くことはできないではないか。

皆の者!いいか、よく聞け!

我が国の全ての道に、直ちに牛の皮を敷き詰めろ!
皆が安心して素足で歩けるようにするのじゃ!
良いか?わかったか?」

困ったのは家来達。とてもではないが牛の数さえ足りず、それこそ牛が全滅してしまうではないか。困った。困った。

かといって、王様に忠言すれば、即刻殺されてしまうかもしれないし…。困った。困った。

 そんな折、ある大臣が死を覚悟で王様に直接こう話しました。

「恐れながら王様、我が国の全道路に牛の皮を敷くことはとても叶わぬ話でございます。
牛の数も全く足りません…。

 それより王様、一つ提案がございます。すべての道を牛の皮を敷いて変えるより、王様自身の足を牛の皮で包んで歩けば、どんな道も安全に歩けます。

王様、どうかご一考を!」

これで足を包めばどこでも歩けます。

 殺されることを覚悟していた大臣は、このことが妙案と王様から褒められました。

 という話を中国語を学んでいる友達から聞きました。
全体を変えるより自分自身が変わればよい。とても良い話だと思いました。
友達がいない。周りが私の為に○○してくれない。と周りを責めるのではなく、みんな友達なんだ。私が周りの為に動く、と自分から行動すれば笑顔がもっと増えるように思います。
他力本願、他人依存から脱却するために

「王様!いや、皆さん、自分自身を変えましょう!」ですね。

なに事も自分の心次第。心の見えぬ方は、人からの評価を素直に聞くことじゃ。

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5,なんか変だよなあ

誰が変なの?

 以前読んだ新聞の投書欄に、こんな事が載っていました。
いつもは静かなのに
『マンションの住民が夜10時頃帰宅したら、マンションの1階のラウンジで中高生達が盛り上がって騒いでいた。
 その人は、すぐに警察に通報し、警察官が2人でやってきて、子ども達に早く帰るように注意をした。
君たち、もう帰りなさい。
 すると、その住民が、警察官に向かって「もっと厳しく注意しろ!ゴミも全部片付けさせろ!」と。
ゴミも全部かたずけさせろ!
 それを聞いていた子ども達と警察官がその住民を睨めつけました。「何だこいつは?」と言わんばかりに…。』
 という内容の記事でしたが、「なんか変だよなあ?」そう思いました。それぞれに落ち度はあるだろうが、だれが一番変なの?子供たち?警察官?この住民の人?……           
 最近、この住民のような人が増えてきたように感じます。自分の手を汚さず、陰で人を指示する。合法的?で自分の方が立場が上?だと信じ切っているところがおかしい。
 子供たちに一言「今晩は!盛り上げっているけど、今日は何かあったのかい?ゴミは持ち帰ってくれよな。」とでも声を掛ければ何でもないことで、警察官を呼ぶ必要もなかったのではないか。
自分の口で言ってくれよ
 この住民は、何を勘違いしているのでしょうか。     
 まずは自分で動いて欲しいものですね。
警察官ばかりでなく駅員の方や消防署の方々、学校や会社の関係者もこのような他力本願の人達の行動に迷惑を感じているのではないでしょうか。
もう少し良いやり方があるんじゃないのかなあ?
私らは家で、どんちゃんどんちゃん お巡りさんなんて関係ねえ 関係ねえ
うるさかったら自分で言いに来な!

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4,家族だからこそ

 どんなに仲の良い家族でも、時には意見が合わなかったり、殴り合いまでは行かなくても、言い争うことがあります。
お前が悪い。何言ってんの、あなたが悪い。
それが、「時と場所」を考えずに行われると、その後が大変になります。絶対にやってはいけない場所、揉めてはいけない時間があります
 それは、朝の出勤前の時間です。
怒ったままの負のテンションで出かけたら、これからする仕事や人間関係にまで響いてきます。
ニコニコできるか!
 そして、絶対にやってはいけない場所は、自動車の中です。狭い密閉空間ですから、お互いに逃げ場所がありません。ましてや運転者が絡んでいたら、運転も荒くなるでしょう。ある意味、飲酒運転よりも危険かもしれません。
ダメだよ。車の中で言い争っちゃ。
 また、絶対に言ってはいけない事もあります。
それは、配偶者の実家や親戚の悪口です。
そして、その人の友達の悪口も言わないこと。
このことは、言われた側の心の奥底にじっと残って貯まります。
こんな例を目の当たりにしました。
 夜7時ごろのことです。
駅に向かってものすごいスピードで走る車がありました。駅のロータリーでさっさと女性を降ろし、急発進して、駅前のまっすぐな通りを、さっき以上の猛スピードで走っていきました。
信号が赤でも止まらないのです。

案の定、信号が青で通常に走っている車の真横に激突。

即死かそれに近い状態だったと思います。
恐らく、車の中で別れ話をしてたんでしょうね。
もう、抑えられないんだよ
私が、この家の末っ子です。みんなにかわいがられています灰色なので名前は「灰灰(はいはい)」です。

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3,姿勢は、良い方ですか?

 ある大学で、ある先生が、講義に入る前に、集まった学生達に向かって、こんな質問をしました。

 「皆さんは、自分の姿勢に自信がありますか?

自分の姿勢がきれいだと思う人は、手を挙げてください。

 100人ほどの学生達は、一瞬、不意を突かれた質問に沈黙が走りました。
すると自信を持って手を挙げたのは3名ほどでした。3名に立ってもらい、皆で拍手を送りました。

 もちろん、この3名という数は、この先生にとっては参考であり、それより学生一人ひとりに自分自身の姿勢を意識させ、自信を持たせたかったのでしょう。

 その先生は、友人で空手を小・中学生に教えている人を例に挙げて話をしました。

姿勢が悪い子は、技や動きがうまくても、どうも綺麗に見えないんだよなあ。力がどこかに分散しているように見えてしまうんだよな。その為に、大会など型の試合でもなかなか上位にあがれない。」と言ってました。

 その空手の友人は、姿勢の悪い子の矯正のために、背中に板を背負おわしたり、壁に背中を付けたまま空手の型をやらせたりしているそうです。

 「このことは皆さんにも言えます。就職や採用試験の面接で、姿勢のきれいな人は、ハロー効果でその姿勢それだけで、人物がしっかりしていて賢く見えます。
その上、にっこり笑顔があったら、面接官もコロリと採用の判定をするかもしれませんね。」

 北京オリンピックの時、各会場の女性アシスタントの姿勢矯正は、本やペットボトルを頭に載せて、それを落とさないようにして歩く訓練をしていたのを新聞で見ました。

 私も決して姿勢が良い方ではないので、どうしたら姿勢が良くなるか?自身の課題でもあると思っていたんです。

その先生は、続けて言いました。
「つい先日、ある本を見たら、そのことが解決しました。」と。

「結論から言うと『つま先立ちで立って歩くのです。』…なあんだそんなことか。と思うかもしれませんが、まあまあ聞いてください。
人の足は、結構、縦にも横にも広く面積が大きいので、上体がどんな姿勢をとったとしても足底で支点の位置をうまく変えて調節してしまいます。

 ですが、つま先立ちになって足底の接地面積を狭めると、上体は真っ直ぐにせざるを得ません。不安定で倒れてしまうからです。
 礼法のお辞儀は、普通にしていれば難なくできますが、つま先立ちだと結構きついものがあります。

腰の曲がったおばあさんの姿勢は、つま先立ちでは、真似ようとしても真似ができないでしょう。

空手家などが一本歯の下駄を履くのもこういう接地面積を狭めて姿勢を良くするという理由からでしょうね。背筋を真っ直ぐにし、動きの無駄をなくす努力をしているのですね。

 沖縄の武道、本部御殿手(モトブウドンデ)もつま先立ちで上半身を真っ直ぐにしていますから。

 女性がハイヒールを履くときれいに見えるのも上半身の姿勢が整えられるからですね。ハイヒールを履いた腰の曲がったおばあさんもみたことないですしね。」



 そんな話も交えながら、大学生達に

「皆さん!ちょっと、付き合ってください。今から号令を掛けますら、10秒間だけ姿勢を良くして座ってください。いいですか?

  気を付け! 1、2、3、4、5、6、7、8、9、10 

 今が一番きれいな姿です。はい、楽にしてください。

4年生になって治そうと思ってもすぐには治りません。1年生の今から少しずつ意識していきましょう。

 なお、これだけは覚えておいてください。
一流の人は、みな姿勢がきれいだ。』ということ。
一流の人は、みな姿勢がきれいなんですね…。

それでは講義の方を始めます。」


無用の用 きっと役に立つ時が来るよ 

 その後、肩こりは浮き指が原因ということも聞いた先生は、学生たちにその話もしたそうです。

足の指が地面に付かない

 浮き指とは立っている状態で、足の指が地面に付いていない状態を言います。浮き指状態で重い頭(約4kg)を支えようとすると、どうしても前かがみになり、肩に負担がかかります。これが肩こりを引き起こします。

 自分では真っ直ぐに立っているようでも上半身が地面に対して90°の人は全く少ないでしょう。姿勢良いと言われる範囲は85°から90°でしょう。(壁に対してなら0°から5°以内)

 鏡の前で手を真っすぐにあげた姿を横から見ると一目瞭然ですね。
 浮き指を治すことで、前かがみが治り、姿勢が良くなって肩こりも解消するそうです。

 では、浮き指を直すにはどうしたらよいか?

足の指で地面を咬む様な動きを取り入れること、足の指を動かすこと、それを意識して生活すれば、ただ立っている時に指を動かしたり、階段を下りる時に足の指で階段の角を掴むようにしたり、色々工夫が出来ますね。布を足の下に敷いて、足の指で咬んでたぐり寄せるなども良いでしょう。

 合わせて左右の肩甲骨を合わせるようにして、肩甲骨同士の距離を狭めるようにすると頭が引き下げられ、より良い姿勢になるでしょう。

 良い姿勢は、つま先立ち、指先を動かして浮き指予防、肩甲骨同士を近づける。

他にもいろいろあるでしょうが参考にしてください、ということでした。

私は、微動だにせず1000年以上こうして立っています。ですのでもうお辞儀はできません。

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2,もうすぐ雛まつり

皆様にお届します。早くコロナが収まり安心して暮らせますように!

三蜜だっていうのに、こんなにくっ付いていいのかなあ
パナシさん、わざとまちがえたでしょ?蜜→密だよ。 
コロナ(冠)って本当は良い名前なのになあ。
コロナが流行っているので少しだけ離れました。
私たちも一緒に加えてください

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1,五百円玉

 「言葉は、魔法」とよく言われますが、ちょっとした言い回しが人を感動させたり、意欲を高めたり、逆に相手を嫌な気分にさせるということが日常生活の中でよくあります

 つい先日、家の近くの小さなお店に行ったときのことです。

 買おうとした物を手に持ち、お金を払いにレジに行くと、私の前に一人の中年のおばさんがいました。

 そのお客さんにレジ係の、恐らくアルバイトと思われる若い娘さんがお釣りを渡すときに

 「お客様、すみません。お札が切れてしまったので、五百円玉が入ってもよろしいですか?」。たぶん、三千円ちょっとの買い物に五千円札を出したのです。

 普通の見慣れた光景で、自分の対応だったら「ああ、良いですよ。」或いは「ええーっ?」。

それに対して「申し訳ありません。」が店側の定番の言葉であろう。

申し訳ありません。

 が、この客の女性は
「良いわよ!その方が助かるわ!」

レジの娘さんは
「ありがとうございます!」と心から喜び、深く頭を下げました。

本当にありがとうございました。

 それを見た私は、思わず心の中で拍手を送りました。

 素晴らしい。咄嗟の一言も内容と感情表現で人に喜びを与え、感謝心をも引き出せる。

 決してそのお客さんは、作為で言ったわけではないと思うのですが、私もこうありたいなあと思いました。

 そんなこともあり、自分の身を振り返り、周りから頂いた(拾った)良い言葉やエピソード、自分で見つけた言葉、自身の体験で成功した例や失敗したことを少し整理してまとめてみようと思いました。

 周りの人と上手くやっていくためにも、出来るだけ相手を安心させられる言葉や元気を与えられる言葉を使いたいですね。

 それは、必ず自分にも返ってくるものだと思いますから。

 このブログが「はは そうなんだ!」…
言葉の使い方で、ちょっとした気持ちのオアシスになればと思っています。
目立たぬようにしているのが大変なの。静かにしているわよ。(アマリリス)

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