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61、だからチョイ役

「科捜研の女」や「警視庁捜査一課長」などのドラマで大活躍の内藤剛志さんのお話にこんなことがありました。

 若い頃、私は、容姿や演技には自信がありました。それでも、チョイ役しかオファーがありませんでした。
「そのうち大きなものが来るだろう。」…。  
ところが、チョイ役ばかりが何年も続き少し自信を無くしてしまいました。
 「なんで?なんで俺が…」
ある時「俺って、やはりダメなんですかね?」
近くにいた共演の渡哲也さんにそれとなく囁いてみました。
 「剛志、お前、セリフをどうやって覚えている?」
「はい、台本の自分の所だけマーカー引いて、そこを何度も繰り返して覚えてます。」
「そうだろう?だから、チョイ役しか来ないんだよ。今のまま行ったらお前はずっとチョイ役だよ。」
「えっ?どうしてですか?」
「いいか、台本全部を読まないと、全体像はおろか自分の立ち位置さえしっかりつかめないだろう?
ましてや共演する他の人がやりやすくなるような配慮なんて全くできないだろう?」
「……」
 「いいか剛志、全体を知れば、ドラマの訴えたいこと、見てほしいところ、隙間があるとすればそれは、どこか?自分なりの工夫は、どこですべきか?が自ずと見えてくる。井戸から上を見ても、空全体は見えないよ。」
と言われ、自分の考えが根底からひっくり返されました。頭をハンマーで殴られたような気持ちでした。
 それからは、時間のない中でも、台本ばかりでなく、音楽、題字、共演する仲間たちにも少しは気が配れるようになりました。
 まだ、まだ、これからですけれど…。渡さんに言われていなかったら、おそらく役者は、続けていられなかっただろうと思います。

どの職種でも参考になるいいお話ですね。

※三人の男がブロック塀を補修しています。「何をしているんですか?」と三人聞くと、一人は「見れば分かるだろう?コンクリートを塗っているんだよ。」。一人は「家の一部の塀を直しているんだよ。」もう一人は「僕は、景観の良い町を作っているのさ。」同じ仕事をしていても、どう考えるかによって10年後20年後は違ってくるでしょうね。

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60,強い髪の毛

 

 授業中にロープの話がでてきました。

 先生は、「昔、例えば、奈良、平安時代はどんなロープを使っていたんだろうね?」と問いかけました。

「縄?」

「すぐ切れちゃうよ。」

「木の皮?」

「そうかな?」

「着物?」

「どうかな?」

子ども達は、色々思っていることを出してきました。

 先生は、「芥川龍之介の書いた『羅生門』て本、みんな読んだことありますか?」と続けました。

「ないです。」子ども達は答えました。

 「平安時代の話です。雨がやけにひどくなってきたので、一人の男が、京の都にあった羅生門で雨宿りをしていました。門の上で何やら音がするので、上がってみると、おばあさんが無造作に置いてある死人たちの頭の髪の毛を一本一本抜いて集めていました。…。

「ええっ?」

 この本は、短いから図書室に行ったときでも読んでみたらいいでしょう。」

「その髪どうするの?」

「人形の髪やかつらを作ったり、ロープを作るのに売れたんだよ。」

「ロープ?」

「髪の毛ってそんなに強いんですか?」

「そう強い。さっきのロープ問題の答えの一つですね。」

「へえ?」

先生は、続けました。

 「こんなことも聞いたことあります。オートバイの後ろに、長い髪の毛の女性がヘルメットもかぶらずに、乗っていました。スピードを上げると、髪の毛は大きく広がり、先端はムチのような動きをしてました。対面からトラックが来ました。すれ違った瞬間に髪の毛が荷紐を掛けるところに複雑に巻き付き…。」

「ええっ?それで?」

「オートバイから身体ごと引きはがされ、トラックに引きずられて…。」

「ええっ?」

「オートバイを運転していた男もバランスを崩してひっくり返ったという話です。」

「ええっ?」

僕たちは安全運転です。

 「工場でも、髪の毛が、回転している大型のローラーに巻き込まれる事故が多いらしいですよ。」

「長い髪を風になびかせている姿はかっこいいですけど、そういう危険もあるということですね…じゃあ、今日の勉強に戻りましょう。」……。

 そして次の日、教室に入ってきた女子の髪がみんな短くなっていました。

ちょっと薬が効きすぎだったかな?

※髪以外で、マフラーでも、長く垂らしていたために、何かにひっかり首を絞めらるという事故があったことも思い出しました。

※また、観光地のサルは、長い髪の女性を狙うそうです。髪を糸ようじのように使い歯を掃除したいからと聞きました。これも驚きました。

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59、なぜ笑うの?

どうして笑うの?

「今日は、『笑う』ということについて、皆さんと考えていきたいと思います。」ある小学校の朝の全校集会で佳代先生は、そう言って切り出しました。

「皆さんは、どういうときに笑いますか?うれしいとき、おかしいとき、面白いとき…色々な場目面がありますね。実は、笑うということができるのは人だけなんです。犬は笑いますか?猫は笑いますか?人だけが笑います。先日こんなお話を聞きました。」
 女子中学生が友達三人で下校途中に、学校でおかしいことがあったので、クスクス笑いながら歩いていました。
向こうから歩いて来た人が、すれ違った後に、振り返って怒っていました。
ちょっと足の不自由な方でした。「馬鹿にすんな!」「そんなにおかしいか?」「馬鹿にしやがって?」三人の中学生に向かって言っているのです。
三人は、顔を見合わせて、お辞儀をして「すみません!」と謝意を示しました。
あとで「あの人、何か勘違いしてたんじゃない?」皆そう思いましたが、三人は、笑うということについて少し考えさせられたそうです。
 笑うということは、決して悪いことではなくむしろ良いこと。気の合う仲間で笑いあっているときはとても楽しい。でも、…それを関係ない人たちが見たら「うるさい。」「何を面白がってんの?」「私たちのこと笑っている。」…と嫌な感覚を持つ人もいるということ。時と場所を考えて、また、人の悪口や人をからかって笑うのは絶対にいけないことなんだ。そう思ったそうです。
 「皆さんは、この話、笑うということについてどう思いますか?」佳代先生は、それで話を切って終わりにしました。佳代先生は、この学校に今年来て1年生の担任でしたが、この話を機会に6年生からも一目置かれる先生になりました。
幸せそうな黄色いスミレたち、まるで笑っているようですね。 

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58,五月の風

 もうすぐ5月です。一年の中で一番好きな季節です。
5月と聞くと、決まって脳裏に浮かんでくる詩があります。

 「貧しいから、あなたにさしあげられるものといったら、爽やかな5月の風と精一杯あなたを愛する心だけです。結婚してくれますか?」

 これは、子どもの頃に見たTVで東芝日曜劇場?「天国の父ちゃん、こんにちは」という番組がありました。
森光子さんが主演で、未亡人と二人の子供、パンツの行商、まわりの温かな人々との交流をえがいたものでした。
その中で、「五月のうた」というタイトルでこの詩を森さんが読んでいたものです。

 長野に旅行に行った時に買った飾り物には、ちょっと文面は違うのですが、5000円札の顔になっている樋口一葉の作と書いてありました。
貧しいからあなたにあげられるものは五月のやわらかい若葉と精一杯の愛情だけです。 一葉」。

ついでなので樋口一葉についても調べてみました。

ペンネームの元にもなった貧乏生活

 叙情的で美しい文学作品を執筆し、これから作家としてより大成していくと誰もが思っていた矢先、長年の過労から肺結核を患った一葉は、24歳という若さで亡くなります。
困窮にあえぎながらも自身の書きたいものを追求し続け、作家としての人生を歩み始めた矢先のことでした。
実は、「樋口一葉」というペンネームも、困窮した生活を理由につけられたものだと言われています。
なんでも、インドの達磨大師が一枚の葉に乗って中国に渡ったという伝説について、一葉が「私にもお足(銭)がない」と冗談めかして友人に語ったことがその由来だったとか。
ペンネームにも掲げるほど貧しい生活のなか、一葉は同じく苦しみながらも懸命に生きる人々の姿を描ききったのです。

※5月のさわやかな風の中で、生きている幸せを感じてはどうでしょうか?
 甘酸っぱい恋の雰囲気を味わいたい方は、ぜひ「小さな恋の物語」(みつはしちかこ作)も併せて二人で読まれると良いでしょう。

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因为我是这么穷,没有送给你什么东西,除了五月的爽风和我的真爱你的心。愿你跟我结婚吗?

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57,私は、田舎人

 

 実家から今の住まいに帰るとき、夕方は、特に寂しさを感じる。父や母がまだいた頃も「気を付けてけーれ(帰れ)!」の言葉が胸に浸みた。なので、実家から帰るときは、できるだけ午前中にしていた。

 また、母の生家は坂道を登ったところにあり、子どもの頃よく連れて行ってもらった。行きの坂下から見る風景は楽しみのあるものだった。「はやぐこー!(早く来い)」母の優しく温かな声が今でも忘れられない。帰りの坂上から見る風景はなんとも寂しかったのを覚えている。

 最近は、一日の太陽を見ても同じ気持ちになる。南中するまでの午前中は「あれやろう、これやろう」と希望がある。だんだん日が西に向かうに従って一日の終わりを感じ、寂しくなってくる。


 実家の周りは、田んぼで囲まれている。田植えが終わったこの時期、嫌なことがもう一つある。

それは、夜、田んぼ道を自動車で走っていると、ヘッドライトに照らされた道に無数のカエルたちが、我がもの顔に出て来て遊んでいること。轢かないようにと思っているが、何匹かは犠牲にしているだろうと思う。止める訳にはいかない。道はそれしかないのだから…。大きくても3~4cm位のカエルたち。

「恨まんでくれ!自分は、悪い人間だ。」プチ、プチ。嫌だけど田舎に住んでいる限り仕方のないことだ。「この道危険!」とカエルたち用に立て看板を出したい気分。

 思いは、あちこち飛んでいく。田植えが終わり、水を張った田んぼには、農薬を使わなかった頃は、ドジョウがたくさんいた。

小学校に入る前、父とドジョウ刺し(櫛のように針がついているドジョウを上から刺してとる道具)を持って捕りに行ったことがある。懐中電灯はなかったので、灯は、松の根(ヒデボッカと呼んでいたもの、ボッカとは木の塊の意味で使っていた)に火をつけたものだった。松の根には油が有り火持ちがいいので、タイマツにも使われていた。そう考えると昔は、松の木がいっぱいあった事に気が付く。戦時中は、松の根を絞った油で飛行機を飛ばそうとも考えていたらしい。

 骨っぽいドジョウの卵とじは、好きな食べ物ではなかった。…
懐かしさに浸っていると、あっという間に家に着く。

 「お帰りなさい。お風呂ちょうど沸いているわよ。」妻の明るい声。

 ここから先、私は、標準語に切り替えなければならない。  

物悲しい田舎の一日の終わり

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56,依怙(えこ)と贔屓(ひいき)

 人を動かす秘訣

 「人を動かす秘訣は2つある。」という人に、その答えを聞いたら「コツ、コツ」と言いながら机をノックし、周りの笑いを誘うことがありました。
冗談はさておき、ある雑誌にこんな内容のものが書いてありました。

「人を動かす秘訣は、まず相手の言い分に耳を傾けることだ。」これは、よく言われるところだ。徳川家康もこれを実行した人だった。

 家康の聞き上手は、若い時からだった。軍議の席でも、何も発言せず議論が百出するのをじっと開いた。その後で総括して総意をまとめたといわれる。その聞き上手ぶりについて、こんな逸話が残っている。

 あるとき、若い家臣が家康に次のように申し出た。「ここに、以前から申し上げたいと思っていたことを十か条にまとめてみました。ご覧ください。」

家康は、家臣の本多正信にそれを読み上げさせ、一つひとつうなずきながら聞いていた。そして、聞き終えると若い家臣に、「ご苦労であった。また気づいたことがあったら聞かせてくれ。」と、ねぎらいの言葉をかけた。

 若い家臣が引き下がった後で、本多が家康に言った。「今の意見、どう思われますか。あまり役立ちそうにもありませんが…」。すると家康は、本多をたしなめて、こう言った。
「そう言ってはいけない。人の意見は、たとえそれが未熟であろうと、その熱意、親切心を汲むべきなのだ。役に立つものはなかったが、それを相手に言えば、二度と意見は出さなくなる。優れた意見かどうかば、こちらが判断すればいい。」

 大将軍に「ご苦労であった。」と声をかけられた若い家臣は、確かにその後の励みになったことでしょう。
「そんな意見はくだらん。」「思慮が足りない。」では、相手も傷つく。それどころか、反発の種を自ら蒔くことになってしまう。


 また、家康は、「依怙(えこ)はつかまつるまじきことに候。贔屓(ひいき)はこれあるべし。」とも言っている。

物事の曲直にかかわらず一方的に味方する「依怙」があっては不公平になっていけないが、みどころのある人物に目をかけて引き立てる「贔屓」なら不公平になることはないというのだ。
依怙でほめず、贔屓でほめる。対社員、対学生間でも通じるところだろう。

分かっていても、なかなかできないことですが、人の話を聞き、その人のやる気を少しでも引き出せるよう、肝に銘じたいと思います。マンツーマンTOEIC対策学校のEnglish School +200

やっと咲いたサボテンの花。ひいきにしてね。♪ほんの小さな出来事に愛は傷ついて…♪

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55,机を広くして!

 会社の同僚が、午前中に息子の授業参観があるからと、午後から出勤してきました。

「ただいま出社しました。」上司に挨拶と報告をした後、私の所に来て、「今日、一緒に帰ろう。」何かあったのかなと思わせるような雰囲気でした。


会社が終わって、近くのそば屋さんでお酒を手に「まずは乾杯!いやあ、お疲れ!」

「なんか嫌なことでもあったのかい?」

「そうなんだよ。聞いてくれよ。」

「参観に行ったことか?」

「うん、今の学校っておかしくないか?」

「何が?」

「いや、先生達は一生懸命やっているけどさ、子どもに気を遣いすぎだよ。子ども達のこと、『さん』付けで呼ぶんだぜ、しかも男に子にもだよ。」

「それはさあ、男女平等とかジェンダーフリーとか言われていた頃からだろう。今頃分かったの?」

「学校のことはカミさん任せだったからなあ。でもさあ、なんか変な感じなんだよな。」

「大人の社会じゃ、男も女もみんな『さん』だろうが…」

「そりゃあ、そうなんだけど、男の子どもには『君』か呼び捨てがいいなあ。学校はサービス機関じゃなくて教育する場所なんだからさあ、もっと厳しくやってもらいたいなあ、多少は殴るくらいでもいいからさ。と思ったわけさ。」

「だけど、自分の子が殴られたらどうする?自分の子は殴らないで欲しい、そう思っていないかい。暴力はいけないし、パワハラ的なこともいけないし、保護者の要求も色々だから最小公倍数的?あれ最大公約数的?なことしか今の学校には出来ないんじゃないのかなあ。」

「一体どうしたらいいのか?家庭内の問題なのか?おちおち働いてもいられないと思ったんだよ…。

 それとさあ、机が小ちゃいんだよ。今、社会全体の書類がA判だから教科書なんかもA判だろう。ノートは、まだB判でもさ、筆箱置いたら、机からはみ出しちゃう大きさなんだよな。あれじゃ、能率悪いし、子どもだってイライラするよ。今の倍くらいないと安心して勉強も出来ないよ。消しゴムや鉛筆は年中落としがちだし、隣にはみ出したりして、トラブルだっておこりやすいんじゃないかな。昔のパソコンがMS-DOSで一つのことしか作業が出来なかったけど、今はWINDOWSの時代、同時にいくつかの作業が出来ないとなあ。」

「それはよく分かるよ。けど机を大きくしたら、教室に入れる数が限られるから、一学級当たりの人数にも関係してくるんだろうなあ。」


「日本はね、先進国を自負しているんだからさあ。今のままじゃダメだよ。俺に言わせりゃ、机を大きく広くすれば、学力が上がる。絶対に上がるね。

「その考え、案外当たりかもな。人には、快適な距離間隔というのもあるしなあ。それが実現すれば、イライラも減り、いじめなんかも少なくなるかもなあ。」

「子どもを大事にするってよく言うけど、そういう物理的な教育環境も大事にして欲しいけどなあ。それを一番分かっているはずの先生達や学者連中が何で声を上げないのかなあ。…それと…」


「まだあるの?」

「うん、大したことじゃないけど、鉛筆を正しく持っていない子が多いね。あれも見てイライラしたなあ。きっと学校では指導しているはずなのに、徹底していない。家で箸の持ち方なんかも指導していないのかなあ。もしも、そのまま大人になっても変な鉛筆の持ち方していたら、面接では、まずダメだね。」

「どうして?」
「だってさあ、よっぽど不器用で正しい使い方が出来ないか、或いはよっぽど頑固で人の話を聞かないで我が道を通してきたかのどちらかだろうが…。不器用な人も、我が儘な人もうちの会社ではいりません、とならないかい。」

「まあ、そうだけど、男子はともかく、女子の中には、家とか試験の時とか、先生に注意された時は正しく持って、それ以外は格好付けてというより可愛い子ぶってやっている子もいるとか聞いたことあるなあ。」

「それも変だよなあ。」「人と変わったことやりたいんじゃないの?


 前に、一回、鉛筆の持ち方では、考えたことがあるんだ。どの部位を動かすか考えたんだよ。
正しく持つ場合、動かすのは、手首から前の指先だよなあ、
グウのように握って持ったら動かすのは腕だよなあ、長いことそれで書いていると疲れが肩に来て、肩こりが慢性化し、他の所にも影響が出ると思うよ。
正しい持ち方の子と正しくない持ち方の子に、長い文章を書かせたら疲れ方の差が明白にでると思うなあ。ま、正しいというより体に楽ということ。」

「どっちみち、字が書ければいいんじゃないのかなあ」…。

 「しかし、今の学校は大変だよなあ。一体どうしたらいいの?問題は分かっているのに、解決策が見つからない。学校のせい?家庭のせい?押しつけあっても意味がない。両方でどう協力していくか、みんな分かっているはずなのに前に進めない。その間にも子どもはどんどん成長しているし…。
 今日は、授業中の息子のことより、自分の目の前にでっかい課題が出てきたようで、どうしたらいいのか考えながら仕事をしていたよ。」

「ま、ぬるま湯の中で人任せで冷水から育てようと思っているんだから、難しいよなあ。これから日本はどうなっていくんだろうかね。」

「それが心配だよな。」


 「ところでさあ、こういう話を真剣にしたいなら、親父の会に入らない?」

「そんなのがあるんだ?」

「飲み会も多いけど、学校の草を刈ったり、運動会やバザーの時パトロールをしたりしていたよ。」

「えっ、お前は入っていたんだ。」

「以前ね、学校のこともよく分かるし、仲間も増えたよ。色々な職業の人いるからね。授業参観も行きやすくなったし…。」
……
とっても真面目な二人の会話でした。

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54,おねしょが治らない

 

もうすぐ小学校に上がろうとするのに、おねしょの癖が治らない子がいました。

 お父さんもお母さんも気にして、ある時は、叱ってある時は褒めて、またある時は、口に入れる水物を出来るだけ控えさせて、…。

 でも一向に治る様子が無く、お医者さんに行きました。

 「これは、一種の精神的な病気です。薬を処方しますから飲んで様子を見てください。」

 おねしょは、それでも治らず、このままで行ったら、また違う薬を与えられ、薬を飲まないとやっていけない身体にされてしまうんじゃないのか。どうしたらいいのか?

 そう悩んでいると、田舎からお父さんの母親であるおばあさんがやってきました。お父さんとお母さんが浮かない顔をしているので「どうしたんだい?」と訊くと、息子のおねしょの癖がなかなか治らずに困っていること、お医者さんに行って言われたことを伝えました。

 すると、おばあさんは、「明日は、日曜日ね。一日あの子を私に預けて!」と「何か妙案があるの?」とお父さんが聞くと「まあ、任せなさいよ!」とおばあさん。

 次の日、おばあさんは、その子を町のデパートに連れて行きました。そして向かったのはベッド売り場。

 そこでおばあさんは孫にこう言いました。「ここにあるベッドで気に入った物を選びなさい。どんなに値段が高くてもおばあちゃんが買って上げるから。」

「これが良い!」孫は、すぐに選びました。「これで本当に良いの?」「うん、良いよ。これで寝られたら最高だよ。」おばあさんは、お店の人に今日中に家に届けてくれるようお願いしました。
「やったあ。やったあ。僕のベッドだぞー。」

 その日でおねしょは終わり、それからも全くなくなりました。
 

 この話、野球のピッチャーの投げる球に例えると、直球でいけば「おねしょをするな!」ですが、本人が絶対におねしょをしたくなくなるように変化球を投げたおばあさんは流石です。
D・カーネギーの本「人を動かす」の中で一番好きな内容です。
私達の生活の中でもこのような変化球は、沢山応用できそうですね。

まだ、おねしょしてるの?僕が治してあげようか?

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53,だから…つまり…

ソフトボールの試合中の会話

 「監督、うちら後攻ですよね。」応援に来ていた一人が監督に聞きました。
「そう、後攻だ。」
「じゃあ逆転サヨナラもありますよね。」「うん。それを狙っている。」

 それを後ろで聞いていためぐちゃんが「えっ、うちら中学でしょ?高校じゃないよね?」その一言で静まり返ったベンチ内。

 監督が「先攻か後攻かということだよ。」

 するとめぐちゃんが「監督、先生のこと先コウとか言っていいんですか?」

 「あのなあ、だから…つまり…」

「身体を動かしながら聴くにはTVよりラジオだ。そう思ってAM専用のラジオを買ってきたぞ。見るかい?ヒデちゃん。」

 「うん、見せて。お父さん、AM専用って、これって午前中しか聴けないの?」

 「いや、午後も聴けるよ。」

「だってAM専用なんでしょう?」

「ヒデちゃん、だから…つまり…。」

③「お父さん、中国にはいっぱい役所があるんだね。」

 「ううん?そうか?」

 「福建省とか広東省とかいっぱいあるでしょう?何をする役所なのかなあ?」

 「ヒデちゃん、日本の文科省や総務省などと一緒に考えたらいけないよ。」

 「えっ?違うの?だって、同じ省という字だよ。」

 「ヒデちゃん、だから…つまり…。」

④「ねえ、めぐちゃん、明日、代官山に行かない?」

 「代官山って高いの?」

 「??…こっちより良いものや安いものが結構あるらしいよ。」

 「私、山登り嫌いなんだ。」

 「何言ってんの、めぐちゃん?」

 「だって疲れるし…山登り用の靴も買わなくちゃ…」

 「めぐちゃん、だから…つまり…。」

⑤「お父さん、TVで中国地方の岡山のことやっていたけど、岡山って中国にあるんだね。僕今まで知らなかったよ。北京とか上海の近くかなあ。」

 「ヒデちゃん、何言ってんの?岡山は日本だよ。」

 「えっ?だって中国地方の岡山ってTVで言ってたよ。」

 「それはね、真ん中、中間という意味で付けられた日本の地方名なんだよ。中国と区別するために地方をつけて『中国地方』と呼んでいるんだよ。」

 「そうなんだあ。でも紛らわしいよね、お父さん。どうして違う名前にしなかったんだろう?」

 「ヒデちゃん、だから…つまり…。」

⑥「お父さん、中国から来た李君がうちのクラスに入ったよ。一緒に帰ってきたんだけど、『ゾウ、ゾウ』というからどんな字を書くのか聞くいたら『走』なんだって。

 僕は『ゾウ、ゾウ』と言われるたびにもっと走れということだと思って、どんどん走ったんだ。

 後で聞いたら『走』は歩くということなんだって。疲れたよ、お父さん。」

 「中国も日本も同じ漢字を使うけど意味が違うものもあるからね。せっかくの機会だから、李君に中国語を教わったら?」

 「うん。」

 今日のヒデちゃんには「だから…つまり…。」は必要ありませんでした。

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52,愉快な人たち

職場にこんな人たちいませんか?

「今井さん、赤ペンありますか?」
「ああ。」
「借りていいですか?」

「ああ。」

「面白そうな本ですね?」

「ああ。」
「駅前の本屋さんで買ったんですか?」「ああ。」
「読み終わったらお借りしていいですか?」

「ああ。」

「今井さんは、独身なんですか?」

「ああ。」
「今度私の友達紹介しましょうか?」
「ああ。」

「あっ、すみません、お茶をこぼしてしまいました。」

「ああ。」
 大事な書類が濡れてしまった。

「ああ?」いきなりトーンが上がる。
「すぐ拭きますから。すみません。」

「ああ。」

「今井さん、課長が呼んでますよ。」

「ああ。」
「今井さん、例の件ね、急いでやってよ。」と課長が言うと

「あっ…、あっ…、ああ。」と今井さん。

「昨日の大風で、桜がみんな散っちゃいました。」

「あっ?、あーあー。」

「今井さん、『ああ。』のパターンは何種類もあるんですね。」

「ああ。」
「今井さんの自然体の『ああ。』を聞くとほっとします。いいですね。」

「ああ。」

※まずは、「ああ。」で入るべし。今井家の鉄則なのかなあ。

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「上田さん、おはようございます。」
「どうも!」

「この前はいろいろありがとうございました。」

「どうも!」

「ところで上田さんの奥さんって美人ですね。」


「いやあ、どうも!」

「上田さんは、いつも明るく健康そのものでいいですね。」

「どうも!」

「乗ってる車もいい車ですね。」

「どうも!」

「今日は、また素敵なネクタイをしてますね。」

「どうも!」

「あっ、上田さん、社会の窓が開いていますよ。」

「あっ、どうも!どうも!」

「顔にご飯粒もついてますよ。」

「えっ?どうも!」

「じゃあ、失礼します。」

「どうも!」

「奥さんにもよろしくお伝えください。」「どうも!」


※上田さんの「どうも!」の後に繋げる言葉は何なんでしょうか?

聞いた側のこちらが勝手に判断して良いということなのでしょうね。

※今井さんと上田さんが話をしたら、どんな会話になるでしょうか?

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ああ、見つかっちゃった?どうも、どうも。どうもカエルのドウモです。

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