カテゴリー
パナシ

294,転落事故

 高層ビルから転落する子供の事故がこの所いくつか報道されています。

それについて友達同士が話をしています。

「中国でも多いらしいんだけど、実は、男の子がほとんどだって知ってる?」

「何それ?」

「男の子たちが本やテレビで見て、自分もスーパーマンやドラえもんなどのヒーローになったつもりで
『ぼくは、手を伸ばして跳ねれば、飛べるんだ。』と思ってしまっているからなんだってよ。」

手を伸ばして跳べば、飛べるんだ。

「本当にそうなの?」

「昔なら平屋か、せいぜい二階作りの家だったのに…。飛んで落ちてもそんなに大きな怪我はしなかったんだろうなあ。」

「まあな。」

「それに高層ビルから下を見ると隣のビルまでの距離が小さく見えるだろう?」

「確かに。」

「これくらいだったら大したことない。僕なら飛べる。そう思うからだよ。」

「で、どうして男の子が多いの?」

「女の子は、そういうことに興味がないから、飛ぼうなんてこれっぽっちも考えないよ。」

「ふーん、男の子と女の子でそんなに差があるんだ?」

「ヒーローになったつもりの妄想って奴かな。ま、一概には言えないかもしれないけど、そういう傾向があるんだって。」

「これも、ある意味でマインドコントロール?」

「そう思うよ。でもなあ、子供ばかりじゃないんだよ。」

「大人も?」

「ブルース・リーやジャッキー・チェンの映画を見た人たちは、みんな出てくるとき『俺は強い!』と思っているからなあ。目つきが違うんだよなあ。」

「確かに。」

あちょーっ!あちょーっ!何が熱いの?

「もっと、考えたら、はやりの服や流行の髪型だと気分が上がるとか、自分が大きな組織に属していると、自信が付いたような錯覚に陥ったりとか、いっぱいあるんじゃないのか?」

「そう言われれば、そうだなあ。」

「だけど、高層ビルで育った子と平屋辺りで育った子では、なんか違いがありそうだよなあ。うまく言えないけど…」

「そうだよな。」


カテゴリー
パナシ

293,人材発掘


「想像してください。あなたは、今、地球上にいます。そこから南に2km行きます。次に西に2km進みます。更に北に2km進むと、最初の地点に戻りました。さて、あなたは、何処にいるのでしょうか?」

 クイズのようですが、これはある会社の社長が、自らが優秀な社員を探そうと採用面接で出した問題です。

皆さんもじっくり考えてみてください。

すると応募した人たちのほとんどが正解を出したそうです。

「北極点です。」

社長は「うん、それも正解。」

さらに「それ以外の答えは?他には?」とたたみかけて各人の反応を見ました。

正解より
「いかに一生懸命で、負けず嫌いで精力的な人間か」を見極めたかったらしいのです。

課題に向かって諦めずに解決策を考える。それが必ず人類のためになると考え、そのような人集めをしています。

という記事を最近読みました。

ここでやりたいことは?

 やはり、企業の質は、人材ですね。考え方、発想、工夫は、無限にあります。

優秀な人材は、勝手に集まってくるものではありません。

 その後の社内教育等、この企業の力強さを見たような気がしました。

※こちらも見てください


カテゴリー
パナシ

292,ならず者


 困った奴がいたものだ。

村中で頭を悩ませている。勝手に家に入り込んで食べ物をあさる。勝手に糞をしていく。マーキングのためか尿まで…。

捕まえようとしてもすばしっこく逃げる。罠を仕掛けても難なくかわすので捕まえられない。メスがいると、しつこく追いかけて犯して回る。

「何処の奴だ?」だが、誰も知らない。
風体を言うと
「そうだよ、茶色の…そいつだ。」みんなの意見が一致する。

家の扉を空けておかない。食べ物を出しておかない。など防衛策はとっているが、一向に効果がない。

ちょっと気を許した瞬間に入り込まれてしまう。
弓矢やパチンコで打つか?とも考えてしまう。

長老が言うには、「でっかい声で怒鳴りつけるんだよ。そしたらもう来なくなるから…」

だが、村の中で大きな声で追い払うのは憚れる。近所迷惑だし、今時そんな声を出している人などいない。
奴は、そのことをよく知っているのだろうか?

たまたま、奴の姿を写真で撮った。

「うん?よくよく見ると、どこかの国のリーダーに似ているなあ。」
のしのしと、堂々と歩く姿はまさにそっくり。

「俺のものは、俺のもの、他人のものも俺のもの」それもそっくり…。

「この野郎!」と言うと

「もともとは、お前ら人間だけのものじゃねえんだよ!」
そんな反撃がきそうな雰囲気で睨んできた。
可愛い我が家の小猫は、私の後ろで怯えていた。


この野郎!」「この野郎!

毎日、大きな声で怒鳴る。

そういう私の練習が最近始まった。

この野郎!

この野郎!この野郎!
詳しくはこちらをクリックしてください→カジタク 家事代行サービス


カテゴリー
パナシ

291,助手席


 ある家族が旅行に行こうとした時。

「お父さん、今日は僕が助手席に乗りたいなあ。」息子が父親に言った。

「ああ良いよ。」

「嬉しいなあ、僕、助手なんだ。お父さんの手伝いとか、もしお父さんが運転できないときは、僕が運転していいんでしょ?

「ヒデちゃん、運転はできないよ。」

「だって僕、助手でしょ?」

「それは名前だけで、ただ普通に乗っていればいいんだよ。」

「じゃあ、何で助手席というの?」

「『助手席』という言葉は、日本で生まれたものなんだよ。

 大正時代の用語で、当時は着物の客が多くて、タクシーの乗り降りを手助けする人が必要だったんだよ。
運転手の隣に座る係の人は『助手さん』と呼ばれ、それが定着し『助手席』という言葉が残ったとされているんだよ。

『助手席』は、英語にすると後席と同じで『(Passenger Seat)パッセンジャーシート(搭乗者席)』と言うんだよ。」

「そうなんだ。」

「靴入れなのに下駄箱、緑色でも黒板というのと同じで昔の言葉がそのまま残っているんだよ。」

「お母さんが来たら出発するぞ。」

「うん。」

 助手席(じょしゅせき)(英語Passenger Seat) は、自動車の運転席の隣にある席のことである。
運転に負担のかかる運転者のサポートを行う人の為の席として役目を果たす。サポートは必須ではないが、助手席にいながら運転手のサポートを全く行わず負担を運転者に負わせることはマナー違反とみなされる場合もある。また、サポートだけではなくドライブをする上での雰囲気づくりや気配りもマナーとして挙げられる。

助手席に座った者の役割
①会話
 会話は運転手が眠くなるのを防ぐ効果があり、居眠り運転を防ぐ予防策となる。

 話が弾むと運転も楽しい。助手席の者が終始無言であったり、眠るといった行為は運転手にとっては気掛かりとなってしまうケースもある。

②ナビ・オーディオ操作
 ドライバーが運転中にカーナビゲーションを操作するのは原則禁止。助手席に人がいる場合は運転手の代わりに助手席に座っている者がナビを操作してあげることで、安全に目的地まで行くことができる。

 また、ナビ任せにせずに右折、左折の細かい場所などを道案内してあげるのも親切である。

③エアコンの温度、空調調整
 ただし、ナビ、オーディオ操作を含め運転手への許可なしに勝手に操作することは、愛車を大事にする運転手の気に障る場合もあるので注意が必要。

④その他
・ガムやキャンディーの包を取ってあげる。
・飲み物のキャップの付け外しをしてあげる。
・高速道路の料金支払でのお金の準備。
 など

 参考までに、ある調査によると、
助手席に乗せる人の1位は「空席」次いで「妻・夫」「子ども」「親」
もう少し詳しく見てみると
・既婚男性の場合:1位「妻」2位「子ども」
・既婚女性の場合:1位「子ども」2位「夫」
・未婚・恋人有り男性の場合:1位「恋人」2位「親」
・未婚・恋人有り女性の場合:1位「恋人」2位「空席」
・未婚・恋人無し男性の場合:1位「空席」2位「親」
・未婚・恋人無し女性の場合:1位「親」2位「空席」

 運転中、助手席に座った人に「されてうれしかったこと」は何だろうか。
 男性は「お菓子や飲み物の手渡し」が1位、女性は「道案内」が1位。

止めてよね

 一方、助手席に座った人に「されて腹が立ったこと」は、
男性は「腹が立つようなことをされたことはない」が1位、
女性は「左に寄りすぎ! ウインカーを出すのが遅い! スピード出し過ぎ! ブレーキを踏むのが遅い! 道は時間が掛かる!など、運転技術に口を出す」が1位。

 
 その他、「渋滞で運転者よりイライラした様子になる」「助手席で眠る」「お菓子や飲み物をこぼす」「急にキャー!とか、危ない!など発する」「車内で吐く」「勝手にエアコンの温度調整やオーディオの操作をする」「勝手にたばこを吸い出す」「小言を言われる」などが挙がっている。

こちらも見てください

海外に「2回」行くなら、レンタルより購入がお得。【POKEFi(ポケファイ)】


カテゴリー
パナシ

290,野球とゴルフ

「ひでちゃん、野球とゴルフって何が違う?」

「急にどうしたのお父さん?」

「うん、ちょっとね。」

「野球は団体競技で、ゴルフは個人競技」

「うん、他には?」

「野球はバットとグローブが必要、ゴルフはクラブ?ステック?を使う。」

「他には?」

「ボールの大きさが違う?」

「他には?」

「ゴルフは年をとってもできる。」

「ははは、他には?」

「えっ、もうないよ。ゴルフは金持ちがするって感じ?」

「うん。お父さんは、ゴルフは、決められたところに打って入れる。が、野球のバッターは、守りのいない所に打つ。つまり狙ったところに打つのがゴルフで、狙いを外すのが野球だと思うんだ。」

「ああ確かに。」

「これを人の話に置き換えて考えると、ゴルフ派と野球派がいると思うんだよ。」

「えっ?どういうこと?」

「うん、あることを話すのに、そのことに深く話す人はゴルフ派、話をあちらこちらに飛ばしながらも聞く人を引き付けて本道は外さない、そういう人は野球派かな?って思うんだ。」

「なんとなく分かるよ。お父さん。じゃあ、所ジョージさんやタモリさんのような人は野球派?ニュース解説など専門的な話の人はゴルフ派?」

「そうだね。」

「でも、どうしてそんなこと考えたの?」

「話のうまい人は、知識の幅が広いから、あちこちに話を飛ばせるんだよ…しかも深く…。お父さんも少しはそういう人になりたいなあ。そう思っただけなんだけどね。」

「そうなんだ。なんか、僕も自分の話を考えてみようかなって気になってきたよ。」

「そうか。落語とか万歳やお笑いタレントとかTVに出ている人の話をよく聞くと参考になるよな。」

一人で何何役も演じる

「うん。そういう人は、みんなから好かれるしね。」

「すごい人たちがいっぱいいるからね。人の話を聞いて、野球派、ゴルフ派って見るのもいいかもよ。広さと深さだね。それに本を読むのも賢さに繋がるからいいんだよ。」

「うん。僕ね、今、春風亭一之輔さんがおもしろいなあとおもっているんだ。話をあちこち飛ばしてくれるんだよ。」

「そうか、良い所をもらいなさいよ。」

「うん」

こちらも見てください


カテゴリー
パナシ

289,おすきなふくは?

おすきなふくは?
と急に言われても答えに困りますね。

「お好きな服は?」と聞かれたと思って「スカジャン」と答える人もいるでしょうね。

実は、これは、「秋の七草」の覚え方の一つなんです。

女郎花みなえし) すき  桔梗きょう) 撫子でしこ) 藤袴じばかま) ず) ぎ)の先頭の文字を組み合わせたものです。

春の七草は、「セリ ナズナ ゴギョウ ハコベラ ホトケノザ スズナ スズシロ」と五七五七七 調で覚えさせられましたね。
ところが、秋の七草になるとなかなか出てこない。

「秋の七草」は、
奈良時代の歌人、山上憶良(やまのうえのおくら)が万葉集において選定したものです。

秋の野に 咲きたる花を指折り(およびをり)かき数ふれば七種(ななくさ)の花 萩の花 尾花 葛花 撫子の花 女郎花 また藤袴 朝貌(あさがお)の花

 ※朝貌(あさがお)→ 「朝顔」ではなく「桔梗」のことです。尾花はススキのことです。

五七五七七 調も一応あるのですが、

萩 尾花 葛 女郎花 藤袴 桔梗 撫子
(はぎ おばな くず おみなえし ふじばかま ききょう なでしこ)

それより「 お好きな服は? (お す き な ふ く は?)」の方が簡単ですよね。女郎花 すすき 桔梗 撫子 藤袴 葛 萩

私も恥ずかしながら、「なでしこジャパン」は耳慣れていても実際のナデシコの花は知りませんでした。よかったら参考にしてください。

※桔梗は、明智光秀の旗印 葛からとれる葛餅 ススキが大きくなると茅葺屋根に使う茅(萱)に 他に女郎花など語源等を調べても面白いですよ。


カテゴリー
パナシ

288、足を洗いなさい

 日本の武道は、素足でやることが多いです。それは、足の位置、足の指の動きが大事だからでしょう。

柔道、剣道、空手、少林寺拳法、柔術、合気道、相撲等、皆さん素足でやっています。
 ですが、皆さん!稽古の後に足を洗っていますか?

足の病気、皮膚病など、ここから感染することもあるのです。板の間で練習はまだしも、畳(表面がビニール製)で練習する柔道など、練習後に畳を丁寧に掃除していますか?今まであまり見たことがありません。

 私たちは、手はよく洗いますが、足を洗うことは億劫なので、そのまま靴下をはいて過ごすことが多いのではないでしょうか?

他人からの皮膚病の菌をもらわないためにも、足は、練習後よく洗いましょう。
できれば、滑りにくい足袋や薄い上靴など使用できれば良いのですが…。

 皆さんは、柔道部や剣道部の部室に入ったことありますか?

鼻が曲がるような強烈なにおいがしますよ。

なんなの?この匂い?

練習着は洗えるものの、こまめに洗っている人は少ないのではないでしょうか?。
 特に剣道の小手などは洗うに洗えないものですから、日に干したり、乾燥剤や紙を入れたりしてカビを防いではいますが、それでは、とてもとても間に合いません。

 他人の小手を使用するなど言うに及ばず、自身の小手も皮膚病にならない自己防衛策として、薄い手袋をするなり、すぐ手を洗うなり、ちょっと気にしてみましょう。

ボクシングのグローブも洗えませんね


カテゴリー
パナシ

287,11mの壁


 友達と町を歩いていたら、近くにある自衛隊の飛行機からだろうか、パラシュートが次々に降りてくる訓練が見えた。

「すげーなあ、恐くないのかなあ?」

「そりゃー怖いだろうよ。」

「俺は、高所恐怖症だから、あんなの無理だな。
東京タワーの上の観覧場所のガラスの板に床の上だって、下を見たら、もう足がすくんで立てないもの。」

「俺も高い所は苦手だけど、自衛隊に行った友達から聞いたら、こんなことを言っていたよ。」…その内容を掻いつまんでみると

高さの恐怖は、11m辺りなので、そこから飛び降りる訓練を慣れるまで何百回とやる。
だから、高所恐怖症でも大丈夫。

○ヘリコプターで人を救助する訓練も綱や紐を使ってする。

○着地するときは、スネ→大腿→臀部→肩で回転して怪我の無いようにする。
また、飛行機から飛び出すときは、風圧に負けないように足の力で強くジャンプする。

○ある市の水害の救援に300人ほど派遣した時のこと。
市役所が水浸し、胸まで水に浸かって、役所内でゴムボートを膨らませて、書類等重要な荷物をボートに。また水に浸かって戻ってくる。その繰り返しを何度かやる。

服装は、いつもの迷彩服姿。いつ何処でもその格好。寝るとき以外は。

○落下傘には、主傘と予備傘が有る。
開かないことは滅多にないが、無いことはない。
多いのは、仲間との絡み。距離を十分にとってやっている。

○実際の落下訓練は、飛行機とヘリを使ってやる。
ヘリの場合は、扉を開けたまま上空500mから数千mまで行く。
手すりを掴んで、身体を支えている自分の手の力だけが頼り。
全体を見回して、上官が「飛べ!」の合図でお尻をたたく。声では聞こえないから。

○たたみ方は、単純だが、一番安全な蛇腹折りが基本。

主傘、予備傘、小銃、高度計など併せると50kg位。
事故を防止するため、一傘一傘に誰がたたんで誰が使用許可をしたのか、記録させる。

○懸垂等、十分に体を鍛えていないとうまく落下傘を操れない。

他にも体力つくりのため、障害走などもやる。規定の時間内に出来なければ失格。小銃を持ち、歩伏前進 壁乗り 越え 穴に入って出る、斜面の所、一本橋など

自分の所属するチームが応援しているから気が抜けない。当然ながら雨でもやる。服はドロドロ。

詳しくはこちらから→お得に旅する!国内線格安航空券

「そうなんだ。結構大変なんだなあ。」

「いい加減な気持ちでやっていたら、救助もできないからなあ。」

「11mの壁か?なるほどなあ。」

「お前なら大丈夫と思って、ちょっと、詳しく言ったけど、分かった?」

「うん、ありがとう!」

「ああ。」

カテゴリー
パナシ

286,2つを同時に


 篠笛を習い始めておおよそ2年余り、一向にうまくならない。息が続かない。指がうまく動かない。両方を同時にやるのが難しい。

子どもの頃のことを思い出した。
初めて自転車に乗った時、ハンドルを操作して前に進むこととペダルを漕ぐこととが同時にできなかった。何度か失敗しながらも、暫くすると慣れてきて難なく乗れるのだが…。

 今の篠笛が最初の自転車状態だ。
息をずっと吐き続けて、その息に指で高低の色を付ける。
頭では分かっていてもスムーズにいかない。
指使いに気を取られると息がぶつぶつ切れてしまう。

 練習あるのみとは分かっていても、2つのことを同時にやるのは本当に難しい。

慣れだけでは、上達も遅いので、最近は、息を吐くことを主にして、指で音の高低をつけることを従にしてみた。時には分けて練習してみたりもしている。

2つのことを同時にやることは、笛ばかりでなく、水泳などの息継ぎと手足の動かし方も同じ。

息継ぎが上手くいかないんだよう。

このことは、スポーツ全般、音楽や武道や踊りなどにも言えるのではないか?

 太極拳や空手などでも、前に進む動きと身体や手足の動き、更には呼吸も絡んでくる。

重心,呼吸、目線、ゆっくり

 中には、3つも4つも同時にこなす人がいる。天才?達人?

私たちは、毎日の生活でも同時にいくつものことをしなければならないことが多い。

何がで、何がなのか?

うまくできるコツがあるのだろうか?

ついつい従に惑わされて、主を忘れがちな自分を少し振り返りたい。

 篠笛の練習をしていて、そんなことを感じた。

詳しくは→スマイルゼミ


カテゴリー
パナシ

285,新浜レオン


会社の休憩時間に、二人が話している。

A:「お前さあ、『新浜レオン』って知ってる?」

B:「誰それ?日本人?外人?」

A:「実はこの人、日本人で歌手なんだよ。」

B:「へえ。新浜レオン?初めて聞いたなあ。」

A:「うん、俺も良く知らなかったけど、うちの田舎の方の歌を歌っているんだよ。」

B:「なんて曲?」

A:「『佐原の町並み』って曲なんだけどね。」

B:「そうか、お前の実家は佐原にあるって言ってたよな。」

A:「うん、どんどん人口が減って来て、今じゃ過疎地域だけどね。
やっぱり俺には『佐原愛』があるんだよなあ。だから嬉しくてね。」

B:「どんな歌なの?」

A:「スマフォで調べればすぐ出てくるよ。」

B:「ああ、じゃあ調べてみるよ。」

A:「それでね、今、俺、八〇〇市に住んでいるだろう。彼さあ、すぐ近くの出身でさあ、高校は八〇〇市内の高校で、野球をやっていたんだ。県内では強豪校でベスト4位まで行ったのかな?しかも主将でキャッチャー。」

B:「えっ?すごいじゃないか?」

A:「うん、だから余計に応援したくなってね。」

B:「そうだな。」

A:「彼、千葉テレビの番組も持っていて、他のテレビやラジオにもよく出ているらしいんだ。」

B:「そうなんだ。」

A:「マスクもいいし、声もいいし、歌も上手くてトークも上手いらしいんだ。」

B:「じゃあ、これからの成長株じゃないか?」

A:「順調にいけばね。」

B:「そうだな。この世界は、運が大事だからなあ。」

A:「そこで、市役所に行ったついでに、市長秘書室?とか言うところに寄って、『連絡を取って、関係を築いたらどうですか?』と話したんだよ。

そしたら
『歌は知っていますが、今の所、そこまでは、考えていません。』ということ。
『大河への道』の映画といい、せっかくのチャンスなのになあ、そう思ったけどゴリ押しもできないし…。あくまで参考意見だからなあ。
そこで、次のことを考えたんだ。」

B:「また、失敗したんじゃないの?」

A:「まあ聞いてくれよ。
じゃあ、自分が彼と連絡を取って、話をしようと思ったんだ。だけど連絡先が分からない。…
そうだ、彼はSNSをやっているのでコメントでメッセージを送ってみよう。
佐原を愛するものとしての感謝、歌詞の中の風景描写の感謝、出来れば『カントリーロード』を『香取の道』に掛けて時々歌って欲しい事等を書いて出したんだ。」

B:「それで、うまく行ったの?」

A:「まだ返事はないよ。」

B:「そうだろうなあ。忙しいから、いちいち返事なんか来ないよ。」

A:「そうか。」

B:「それで終わりだよ。」

A:「実にもったいない話だと思うなあ。彼にとっても佐原にとってもいい話なのになあ。」

B:「いい夢見たと思って諦めろよ。ほら時間だぞ。」

A:「ああ、お前に聞いてもらって、少しは気が落ち着いたよ。だけど、もったいないよなあ。」

B:「俺も応援するよ。『新潟レオン』だっけ?あれ?『横浜レオン』だっけ?」

A:「違うよ、『新浜レオン』だよ。」

 その後、市役所に用事で秘書室に行った時、「新浜レオンさんと何とか連絡が取れました。」という言葉に、まずは一安心。一件落着しました。

これからも良い情報を下さい

          ミラブルオンライン