月: 2022年11月
「想像してください。あなたは、今、地球上にいます。そこから南に2km行きます。次に西に2km進みます。更に北に2km進むと、最初の地点に戻りました。さて、あなたは、何処にいるのでしょうか?」
クイズのようですが、これはある会社の社長が、自らが優秀な社員を探そうと採用面接で出した問題です。
皆さんもじっくり考えてみてください。
すると応募した人たちのほとんどが正解を出したそうです。
「北極点です。」
社長は「うん、それも正解。」
さらに「それ以外の答えは?他には?」とたたみかけて各人の反応を見ました。
正解より
「いかに一生懸命で、負けず嫌いで精力的な人間か」を見極めたかったらしいのです。
課題に向かって諦めずに解決策を考える。それが必ず人類のためになると考え、そのような人集めをしています。
という記事を最近読みました。
やはり、企業の質は、人材ですね。考え方、発想、工夫は、無限にあります。
優秀な人材は、勝手に集まってくるものではありません。
その後の社内教育等、この企業の力強さを見たような気がしました。
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困った奴がいたものだ。
村中で頭を悩ませている。勝手に家に入り込んで食べ物をあさる。勝手に糞をしていく。マーキングのためか尿まで…。
捕まえようとしてもすばしっこく逃げる。罠を仕掛けても難なくかわすので捕まえられない。メスがいると、しつこく追いかけて犯して回る。
「何処の奴だ?」だが、誰も知らない。
風体を言うと
「そうだよ、茶色の…そいつだ。」みんなの意見が一致する。
家の扉を空けておかない。食べ物を出しておかない。など防衛策はとっているが、一向に効果がない。
ちょっと気を許した瞬間に入り込まれてしまう。
弓矢やパチンコで打つか?とも考えてしまう。
長老が言うには、「でっかい声で怒鳴りつけるんだよ。そしたらもう来なくなるから…」
だが、村の中で大きな声で追い払うのは憚れる。近所迷惑だし、今時そんな声を出している人などいない。
奴は、そのことをよく知っているのだろうか?
たまたま、奴の姿を写真で撮った。
「うん?よくよく見ると、どこかの国のリーダーに似ているなあ。」
のしのしと、堂々と歩く姿はまさにそっくり。
「俺のものは、俺のもの、他人のものも俺のもの」それもそっくり…。
「この野郎!」と言うと
「もともとは、お前ら人間だけのものじゃねえんだよ!」
そんな反撃がきそうな雰囲気で睨んできた。
可愛い我が家の小猫は、私の後ろで怯えていた。
「この野郎!」「この野郎!」
毎日、大きな声で怒鳴る。
そういう私の練習が最近始まった。
「この野郎!」
ある家族が旅行に行こうとした時。
「お父さん、今日は僕が助手席に乗りたいなあ。」息子が父親に言った。
「ああ良いよ。」
「嬉しいなあ、僕、助手なんだ。お父さんの手伝いとか、もしお父さんが運転できないときは、僕が運転していいんでしょ?
「ヒデちゃん、運転はできないよ。」
「だって僕、助手でしょ?」
「それは名前だけで、ただ普通に乗っていればいいんだよ。」
「じゃあ、何で助手席というの?」
「『助手席』という言葉は、日本で生まれたものなんだよ。
大正時代の用語で、当時は着物の客が多くて、タクシーの乗り降りを手助けする人が必要だったんだよ。
運転手の隣に座る係の人は『助手さん』と呼ばれ、それが定着し『助手席』という言葉が残ったとされているんだよ。
『助手席』は、英語にすると後席と同じで『(Passenger Seat)パッセンジャーシート(搭乗者席)』と言うんだよ。」
「そうなんだ。」
「靴入れなのに下駄箱、緑色でも黒板というのと同じで昔の言葉がそのまま残っているんだよ。」
「お母さんが来たら出発するぞ。」
「うん。」
助手席(じょしゅせき)(英語Passenger Seat) は、自動車の運転席の隣にある席のことである。
運転に負担のかかる運転者のサポートを行う人の為の席として役目を果たす。サポートは必須ではないが、助手席にいながら運転手のサポートを全く行わず負担を運転者に負わせることはマナー違反とみなされる場合もある。また、サポートだけではなくドライブをする上での雰囲気づくりや気配りもマナーとして挙げられる。
助手席に座った者の役割
①会話
会話は運転手が眠くなるのを防ぐ効果があり、居眠り運転を防ぐ予防策となる。
話が弾むと運転も楽しい。助手席の者が終始無言であったり、眠るといった行為は運転手にとっては気掛かりとなってしまうケースもある。
②ナビ・オーディオ操作
ドライバーが運転中にカーナビゲーションを操作するのは原則禁止。助手席に人がいる場合は運転手の代わりに助手席に座っている者がナビを操作してあげることで、安全に目的地まで行くことができる。
また、ナビ任せにせずに右折、左折の細かい場所などを道案内してあげるのも親切である。
③エアコンの温度、空調調整
ただし、ナビ、オーディオ操作を含め運転手への許可なしに勝手に操作することは、愛車を大事にする運転手の気に障る場合もあるので注意が必要。
④その他
・ガムやキャンディーの包を取ってあげる。
・飲み物のキャップの付け外しをしてあげる。
・高速道路の料金支払でのお金の準備。
など
参考までに、ある調査によると、
助手席に乗せる人の1位は「空席」次いで「妻・夫」「子ども」「親」
もう少し詳しく見てみると
・既婚男性の場合:1位「妻」2位「子ども」
・既婚女性の場合:1位「子ども」2位「夫」
・未婚・恋人有り男性の場合:1位「恋人」2位「親」
・未婚・恋人有り女性の場合:1位「恋人」2位「空席」
・未婚・恋人無し男性の場合:1位「空席」2位「親」
・未婚・恋人無し女性の場合:1位「親」2位「空席」
運転中、助手席に座った人に「されてうれしかったこと」は何だろうか。
男性は「お菓子や飲み物の手渡し」が1位、女性は「道案内」が1位。
一方、助手席に座った人に「されて腹が立ったこと」は、
男性は「腹が立つようなことをされたことはない」が1位、
女性は「左に寄りすぎ! ウインカーを出すのが遅い! スピード出し過ぎ! ブレーキを踏むのが遅い! 道は時間が掛かる!など、運転技術に口を出す」が1位。
その他、「渋滞で運転者よりイライラした様子になる」「助手席で眠る」「お菓子や飲み物をこぼす」「急にキャー!とか、危ない!など発する」「車内で吐く」「勝手にエアコンの温度調整やオーディオの操作をする」「勝手にたばこを吸い出す」「小言を言われる」などが挙がっている。
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290,野球とゴルフ
「ひでちゃん、野球とゴルフって何が違う?」
「急にどうしたのお父さん?」
「うん、ちょっとね。」
「野球は団体競技で、ゴルフは個人競技」
「うん、他には?」
「野球はバットとグローブが必要、ゴルフはクラブ?ステック?を使う。」
「他には?」
「ボールの大きさが違う?」
「他には?」
「ゴルフは年をとってもできる。」
「ははは、他には?」
「えっ、もうないよ。ゴルフは金持ちがするって感じ?」
「うん。お父さんは、ゴルフは、決められたところに打って入れる。が、野球のバッターは、守りのいない所に打つ。つまり狙ったところに打つのがゴルフで、狙いを外すのが野球だと思うんだ。」
「ああ確かに。」
「これを人の話に置き換えて考えると、ゴルフ派と野球派がいると思うんだよ。」
「えっ?どういうこと?」
「うん、あることを話すのに、そのことに深く話す人はゴルフ派、話をあちらこちらに飛ばしながらも聞く人を引き付けて本道は外さない、そういう人は野球派かな?って思うんだ。」
「なんとなく分かるよ。お父さん。じゃあ、所ジョージさんやタモリさんのような人は野球派?ニュース解説など専門的な話の人はゴルフ派?」
「そうだね。」
「でも、どうしてそんなこと考えたの?」
「話のうまい人は、知識の幅が広いから、あちこちに話を飛ばせるんだよ…しかも深く…。お父さんも少しはそういう人になりたいなあ。そう思っただけなんだけどね。」
「そうなんだ。なんか、僕も自分の話を考えてみようかなって気になってきたよ。」
「そうか。落語とか万歳やお笑いタレントとかTVに出ている人の話をよく聞くと参考になるよな。」
「うん。そういう人は、みんなから好かれるしね。」
「すごい人たちがいっぱいいるからね。人の話を聞いて、野球派、ゴルフ派って見るのもいいかもよ。広さと深さだね。それに本を読むのも賢さに繋がるからいいんだよ。」
「うん。僕ね、今、春風亭一之輔さんがおもしろいなあとおもっているんだ。話をあちこち飛ばしてくれるんだよ。」
「そうか、良い所をもらいなさいよ。」
「うん」