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パナシ

218,蝶と蛾

左は、カラスアゲハ(蝶)と右は、オオミズアオ(蛾)

「お父さん、窓閉めて!虫が入って来るよ。」

「ああ、そうか?じゃあ網戸にするか。」

「お父さん、こっちの窓に、蝶々が止まっているよ。」

「そりゃあ、、蝶じゃないよ、蛾だよ。」

「えっ?蝶と蛾って違うの?」

「詳しいことはお父さんも分からないけど、蝶は奇麗で、蛾は汚いイメージがあるなあ。」

「えっ?そうなんだ。で、どうやって見分けるの?」

「夜行性か昼行性か、触角の違いや止まり方の違いで見分けるらしいよ。」

「へえー、そうなんだ。」

「以前に聞いたことあるけど、大昔、昆虫の中から夜行性の蛾が誕生し、暫く繁栄を続けていたんだよ。そのうちに昼間も活動するものが出てきて蝶になったらしいよ。」

「へえ、蛾が先なんだ。」

「簡単に言うと、蛾の一部が違った進化を遂げ、蝶とよばれるものになったんだよ。

日本では蝶と蛾をはっきり分けているけど、外国ではフランスやドイツなどのように1つの仲間として扱っているところもあるんだよ。
分類しても例外もあるし、国や専門家によっても扱いが違うらしいよ。」

「ふーん。」

「乱暴な言い方だけど、人が追いかけるのが蝶で、人が逃げるのが蛾ってことだね。」

「なるほどね。」

「ヒデちゃんは、蝶と蛾のどっちが好き?」

「いやあ、僕は、どっちも苦手だなあ。」

「お母さんは、蝶が大好きらしいぞ。」

「ムムム…」

美顔器のようなシャワーヘッド



作成者: パナシ

雑学大好き、何でもやりっぱなしが多い。

「218,蝶と蛾」への1件の返信

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