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パナシ

221,光の速さ


「お父さん、光って、1秒間に地球を七周り半すると、先生が言っていたけど、どういうこと?」

「先生は、なんって言ってた?」

「僕、話をよく聞いていなかったから分かんないんだ。」

「おや、おや、しょうがないなあ。お父さんだって良く分かんないけど…」

「光の速さは、1秒間に30万kmなんだよ。」

「うん。」

「地球の周囲が4万kmなんだよ。だから30万÷4万=7,5となるだろう。だから、七回と半周ってことだよ。」

「ああ、そういうことか。分かったよ。お父さん。」

「でもそんなに速い光の速度は、どうして分かったの?」

「そう来たか?お父さんは文系だから詳しくは分からないけど、

昔、読んだ本では、10km位離れた所に鏡を置いて、光をそれに当てて跳ね返ってきた時間を調べたんだ。だけど、あっという間なので、測れなかったんだよ。

そこで、光を出すところと鏡の間に歯車を横向きに置いて回すと鏡で跳ね返って来た光が歯車の次の歯に邪魔されて戻ってこれなくなるだろ。連続して歯車を回すと、明暗明暗のパルスができるよね。

それを使って、歯車の回転や鏡までの距離から計算したらしいよ。確かフランスのフィゾーとか言う人がやったと思うけど…150年位前の話かなあ。今はもっと、精密な機械でやっているだろうけど…」

「難しいね、お父さん。」

「ああ、それ以上は、聞かないでくれよ。」

「うん。」

「ところで、おとぎ話の『浦島太郎』って知ってるだろう?」

「うん。亀を助けた人でしょう?竜宮城から戻って来たら、みんな歳を取っていたという話だよね。」

「そうそう、実は光の速さの乗り物で旅行をすると、地球では何年も過ぎているのに、自分は年を取らないんだって。まさしく浦島太郎の世界になるんだよ。」

「えっ、そんなことあるの?」

「光速の世界では、時間や空間や質量(重さ)なんかも変わっちゃうらしいよ。
学校の図書室にも『やさしい相対性理論』みたいな本があったら見てみなよ。きっとあると思うから。」

「難しそうだけど、面白そうだね。」

「そしたら今度、お父さんに教えてくれないか?」

「うん、わかった。」…

むかしむかし、浦島は、助けた亀に連れられて、竜宮城に
お父さんは、思わずそんな歌を口ずさみながらベランダに出て行きました。

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作成者: パナシ

雑学大好き、何でもやりっぱなしが多い。

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