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パナシ

231,血管年齢

戦わずして勝


 一緒に身体を動かしていた友達が、はるばる田舎の我が家を訪ねきてくれた。
積る話をしながら、町の史跡を巡ろうという話になった。

「ああ、この町には、こんな歴史があったんだ。」友達は感心していた。

 別れてから、夕飯の材料を購入するためスーパーに寄った。

スーパーの隣の薬局の前で、『血液年齢を調べませんか?』という看板があり、女性スタッフが座って、来る人を待っていた。一度は通り過ぎたが、「一回くらい調べてもらおうか?」と思い、引き返した。

「お願いしていいですか?」と言うと

「はい、どうぞ座ってください。」と丁寧に対応してくれた。生年月日を告げ、検査体制に入る。

内心は、「年相応かな?それよりは、少しは若いかな?」と思っていたが、

何と結果は「27歳です。」と聞き、驚いた。

「嘘でしょう?」

「もう一度やりましょうか?」

もう一度計測してもらったが、同じ結果に。

「こんな人初めてです。私も嬉しいです。」

「いやあ、私は、とても嬉しいです。普段運動をしているので少しは若いかな?と思っていたんですけれど、こんなに若いとは、予想外でした。
最も脳みそは、10歳程度ですけどね。」

「ブフーッ、ハハハ。そんなことありませんよ。」

「ここに来てよかったです。お支払いは?」

「いいえ、無料ですよ。」

「ありがとうございました。」お礼の言葉も弾んでいた。

 この日の夜の酒は、友達が持ってきてくれた馬刺しもあり、やけにうまかった。

数値はともかく、健康であるということ。日々の生活の中で、ちょっと心躍る出来事でした。

 家に帰って、友達に早速この件を連絡した。

「良かったね。俺も今度、測ってみようかな。」と友達も言っていた。

【日本統合医学協会】アドラー心理学検定1級講座


作成者: パナシ

雑学大好き、何でもやりっぱなしが多い。

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