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パナシ

237,面白い数字

電卓のイラスト(文房具)


「お父さん、今日、学校で、算数の時間に、電卓の使い方を勉強したんだけど、楽しかったなあ。」

「どんなことやったの?」

「うん、最初は、5+7とか34×3とか240÷8とか基本的なことやったけど、

先生が『1440(フォーテイーン フォーテイ)は、聞いたことあるか?』って聞いてきたの。

すると、『北京オリンピックで平野歩夢選手がやった技の名前でしょ?』と俊君が言うと、みんなが『ああ』と言ったんだ。

先生が続けて『1440÷360を計算して見な!』と。

そしたら『答えが4』とみんなが言ったんだ。

先生は、『一回転が360°だから1440は4回転したと言うことだな。』

『ああ、そう言うことだったのか』とみんな納得。

それでね、その後が面白かったんだよ。お父さん。」

「何が?」

「ちょっと待って、ノート見って来るから。」…。

「142857という数字があるんだけど、お父さん、スマフォの電卓出して見て。」

「ああ、良いよ。」

「142857に1をかけると?」

「142857だろう?」

「じゃあ、2をかけると?」

「285714だよ。」

「さっきの1をかけた数字と比べてどう?」

「2倍になってるんだろう?」

「そうなんだけど、数字の並び方を見てよ。」

「ああ、同じ数字の順番がずれてるだけだね。」

「じゃあ、3をかけたら?4をかけたら?」

「ちょっと待って、紙に書くから。…3をかけると428571、4では571428。これも同じ数字の並び順が違うだけだな。へえ、面白い。」

「でしょう?」

「じゃあ、5と6もやってみようか。」

142857×1=142857
142857×2=285714
142857×3=428571
142857×4=571428
142857×5=714285
142857×6=857142

「1→4→2→8→5→7の順で回っているでしょ?先生は確かこれを巡回数とかダイヤル数とか言ってたよ。」

「なるほどなあ。」

「じゃあ、お父さん、7をかけてみて。」

「どうせ、順番が変わるだけだろう?」

「いいからやってみて。」…

「なんだこりゃ?」

「面白いでしょ?」

「999999か?本当に美しい数字になるね。」

「じゃあ、今度、お父さん、1÷7をやってみて。」

「1÷7=0.142857142857…、えっ?142857がずっと続くんだ。ふうん。」

「他にも142857を14と28と57に分けてたすと99になるんだって。」

「こりゃあ面白い。お父さんも楽しかったから、クラスのみんなもきっと喜んだだろう?」

「うん、いつもなら言われたことしかしないのに、今日は積極的にやっていたし、みんな電卓の使い方はもうすっかり覚えたみたいだよ。」

「先生の導き方が上手だったってことだな。」

「そしたら、翔ちゃんが『先生、面白いけど、これが何の役に立つんですか?』と質問してね。

先生が答えて言うには『今は直接これが何の役に立つかはわからない。ただ楽しい数字だけかもしれないが、こういう研究がパソコンを生み出したりしているから、まったく無駄ということは無いよ。

今日は、電卓の使い方をやりましたが、筆算や暗算は確かに面倒くさい。電卓は楽です。が、最初から電卓を使っている国もあるけど、自分で考えないから簡単な計算も苦手らしいよ。』って言ってたよ。」

インドの掛け算表

「そうか、先生の言う通りだ。お父さんもそう思うなあ。あと、ヒデちゃん、インドの掛け算も面白いらしいぞ。」

作成者: パナシ

雑学大好き、何でもやりっぱなしが多い。

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