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パナシ

254,都会?田舎?

若い夫婦がテーブルを囲み夕食をしている。

夫:「今日のこの魚は、えらい美味しいなあ。」

妻:「ご近所からいただいたブリよ。沢山釣れたからってお裾分けしてくれたのよ。」

夫:「こんな魚が釣れたら楽しいだろうなあ。俺も行ってみたいなあ。」

妻:「船を出してもらったりしているみたいよ。お金と暇がないと無理だわよ。」

夫:「そうか。だけどこの魚、本当に美味しいなあ。やはり天然ものだからかなあ。それとも君の調理の腕がいいのかなあ?」

妻:「フフフ、両方でしょう?」

夫:「確かに…」
夫:「ところでさあ。俺達に子供ができたら、都会と田舎とどっちで育てたら良いかなあ?」

妻:「えっ?それによっては、引っ越すの?」

夫:「すぐそっちの話しには、行かないでよ。俺は田舎育ちだから、田舎で育った良さが良く分かるんだ。」

妻:「どういうとこが良いの?」

夫:「一言で言うと、魚の天然物と養殖物の違いかなあ?」

妻:「どういうこと?」

夫:「田舎育ちは天然物で、都会育ちは養殖物ということ。
田舎は、山や川や田んぼ、虫、草花など自然が多く空気もおいしい。
それに、灯りもないから、星空も良く見えるよ。五感が育つ気がするよ。
田舎じゃ一人の人間の価値が都会に比べたら何百倍もあるよ。
都会じゃ隣近所でも挨拶もしないし、人というより物扱いでも平気だろうし…。
合衆国と同じで色々な地方の人の集まりだものなあ。」

妻:「でも不便よね。言葉も汚いし…。」

夫:「中学校位までは、塾も習い事もなく、毎日自由に遊べたなあ。楽しかったなあ。」

妻:「私、あなたの実家に行くと、分からない言葉が多いの。
『これ、うめーがらけー。』と言われても最初は?『これはうまいから食え!』と命令されているかと思ったわ。」

夫:「方言には、標準語にはない温かさがあるんだよ。
俺も標準語を話すようになったのは、高校生くらいからだよ。
学校では標準語、家や村では、方言でと使い分けて話していたなあ。ま、ちょっとしたバイリンガルかな?」

妻:「私は、方言で話せと言われても無理だわ。」

夫:「今は少しずつ、標準語に変わってきているけどね。」

夫:「犬や猫やニワトリ、近所では、ウサギや牛や馬や豚も飼っていたから、命の大切さは自然に学んでいたと思うなあ。」

妻:「私は犬も猫も大嫌い。見ているだけなら可愛いけど、飼うとなると毛は抜けるし、汚いでしょ?」

夫:「なんか癒しになるんだよ。犬に『2-1は?』と聞くと『ワン』と英語で答えるしね。」

妻:「ブーッ、止めてよ!噴き出したじゃないの。」

夫:「電車も1時間に1本とかしか来ないので、自然と時間には正確になるし、なんか失敗しても、次の手、次の手と考えるから、都会の人のように『これでないとダメ』というこだわりはないんだよな。」

妻:「それは、あなただけじゃないの?要するに、あなたは、子どもを田舎で育てたいのね?」

夫:「だから相談しているんだろう?
男の子、女の子によっても違うだろうけど…。」

妻:「私は嫌だわ。田舎の暮らしは…。」

夫:「じゃあ、この話は、またにするか。でも、やっぱり都会育ちは養殖ものだなあ。」

妻:「もういいわよ。ビール、もう一缶飲むの?」

夫:「ああ、ありがとう。」

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作成者: パナシ

雑学大好き、何でもやりっぱなしが多い。

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