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「お父さん、消費税って面倒くさいね。」
「ああ、買い物が一つや二つだと計算すれば大体わかるけど、たくさん買ったときに、レジで思わぬ金額に驚くことあるよなあ。」
「僕ねえ、『客からとった消費税分は、ちゃんとお店の人は、国に納めているんだろうか?』と疑問を持つことあるんだよね。『うちは内税でやっています』というお店は納める必要がないし…。」
「そりゃあ御上のすることだからちゃんとやっていると思うよ。でないと物を買った人だけ割り損になるだろう?」
「うん、それなら安心だね。」
「話が違うけど、今日、先生がね。3%という数字を出して
「これが何だか分かりますか?」と僕たちに問いかけたんだ。
『消費税とか割引…とか』出たけどそれ以上出てこなかったんだ。
すると先生は『これが、世の中を動かしている数字です。』
一瞬、何のことかわからなかったけど、先生が詳しく説明してくれた。
『国を動かす人も全体の3%、お金を動かしている人も3%、このクラスを動かしている人も3%、チームや団体を動かしている人も3% 物事によって人の違いはあるだろうがほぼこの3%になるというんだ。』
「じゃあ、野球や芸能界もそうなの?」
「そう言うことだ。」
「ピッタリ3%なんですか?」
「ピッタリということではないよ。『昔々、浦島太郎がいました…』これを来年話したら『昔々+1年、浦島太郎が…』とは言わないのと同じで、大体ということだよ。」
「ああ、そう言うことなんですね。」
「私は、君たちにどの道でもいいから3%に入るよう頑張って欲しいからこの話をしました。
お金でもいい、物持ちでもいい、友達持ち、歌や趣味、運動…何でもいい、好きなこと得意なこと伸ばして行って欲しいなあ。」…
「先生!じゃあ、今日の話、分かった人も3%ということですか?」
「うん、それじゃ困るけどなあ。」
先生は笑いながら答えたんだ。」
お父さんは「なるほどよく聞く話だけど、3%は良い話だよ。」と息子に言いました。
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