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パナシ

261,教訓を生かそう

2020年ごろ、中国とインドの国境地帯で衝突があった。
両軍の兵士たちは、銃ではなく腕力に訴え、殴り合った。

なぜ?銃を使わなかったのか?

 場所はインドと中国が接する山岳地帯で、国境線が定まらず常に緊張状態にある。軍事衝突を避けるために両国は協定を結び、国境地帯での銃火器の使用を禁じていたからである。

 この時は、にらみ合いが口論に発展し、素手での乱闘、そして投石となった。死傷者が出たことは両国も認めている(数十名)。
 もし、兵器が用いられていたらどうなったことか。考えただけでも空恐ろしい。

 争いはしない方がよい、武器も使わない方がよいに決まっている。犠牲になった両国の兵士には申し訳ないが、両国の指導者の英知の協定に拍手。

 ロシアとウクライナの戦いに、この教訓は生かせないのか。
ウクライナは、欧米から武器だけ渡され、ロシアも武力を増強、火に油を注ぐ状態で犠牲者も増え続けている。
 大国同士が腹を割って話し合わない限り、ウクライナもロシアも地獄である。
 一度だけでなく何度でも何度でも話し合って協定を結んで欲しいと願うばかりである。

 我が国もこの機に乗じて、防衛費が増やされた。
軍備の増強は天に唾するようなもので必ず我身に降りかかってくる。

 原発保有数が世界的にも3位か4位の我が国、国内の50基程度ある原子力発電所が破壊されたときの処置はどうするのか。福島の原発事故さえ未解決なのに…。

 どの国の民衆も戦争を望んではいない。世界の政治家、経済人の力量に期待する。

「日本は戦争をしない国」であり続けて欲しい。そうでなければ日本は破滅する。危険な原発の上で生活しているのだから…。

放射の汚染、物資不足、飢餓地獄、蚊や蛭や蚤や南京虫、着の身着のままで排泄、補給のない武器弾薬、部隊内部でのいじめ、強姦、略奪、特攻命令等、考えただけでも戦争は悲惨。

 勇ましく「戦争を!」という人たちは、行かず、民だけが犠牲になる。
 陣地を取り合っている猿山の猿ではないのだから、人間の英知を使って欲しいと、強く強く世界のリーダーたちに望みたい。

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作成者: パナシ

雑学大好き、何でもやりっぱなしが多い。

「261,教訓を生かそう」への1件の返信

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