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親類の法事で、千葉県の香取から房州鴨川まで車で行った。
多古、芝山、九十九里、大網白里、東金、茂原、一宮、御宿、大原、勝浦、鴨川へ4時間弱かかった。
「千葉も広いなあ」そう思った。
信号も少なく、ドライブコースとしては最高。左を見れば太平洋、右は険しい山波、特に御宿からは隧道(トンネル)が多く、ウクライナのことを想うと「戦争になったらここのトンネルも避難場所として使えるなあ。」とか考えながら走っていた。
海の青、空の青、山の緑、トンネルの暗さ、眩しい太陽光、目への刺激が多く眠くても眠れそうもない。
車を止めて、大海原を眺める。水面が幾分丸みを帯びているようにも思える。
「ああ、気持ちがいい。」
清澄山、保田へ向かう途中の大山不動尊。「ああ、山はやっぱり海で生まれるんだなあ。(海に運ばれた堆積物が徐々にマントルに押されて上に盛り上がって山になっていく)」そんなことを考えながら目的地に着いた。
法事も無事すぎて、お坊さんに「お布施」を渡したとき、お坊さんは「ありがとうございます。」というかと思ったら「お預かりします。」と…「なるほどなあ」と思った。
「預かる」というのは、「返す」という意味も含まれているから、「何かの折には違った形かもしれないがお返しします。この関係がずっと続きますように…。」との願いを感じ取った。
使い方によってはその場だけの「ありがとうございます。」より良いかもしれないなあ。そんなことを考えました。
そしたら幼稚園生の女の子が「ちょっと寒いから、上着を羽織ってくる。」と、腕を通して、完全に「着る」ではなく腕を通さず肩にかけたり、軽く着る「羽織る」という言葉を使うとは…恐れ入りました。
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