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急に暑くなってきた。ミミズも暑すぎて地上に出てくたばっている。
植物にとっては、恵の季節なんだろう。庭や畑の雑草も伸び放題。
「そろそろ草刈りをやろうかな?」畑に足を運んだ。
足元の日陰にダンゴムシたちが集まっていた。10数匹いただろうか。足を近づけた途端に、一斉に逃げ出した。
同じ方向ではない。散りじりという言葉がふさわしい。
「よく考えて逃げるもんだなあ。大丈夫だよ。俺は何もしないよ。」…。
ところが一匹だけ逃げずに、じっとしているダンゴムシがいた。
「ああ、死んでいるんだなあ。」…
「じゃあ、今逃げて行ったダンゴムシたちは、何のために集まっていたんだろうか?様子見かな?葬式かな?それとも考えたくないが、共食いの相談の為かな?」
「ダンゴムシって何者なんだ?」
早速、ダンゴムシの生態を調べてみた。
寿命は3年位。生まれ方はメスの体内で卵が孵り、一見、胎生ともとれる。
100匹ほど同時に生まれるという。
主な餌は、枯草だが、雑食で時には、ダンボールやコンクリートも食べる。カナヘビやカエルなどの天敵から身を守るため夜行性。
枯葉を食べてそれを分解し、地球を掃除してくれている。
人に害を加えることもないので、子ども達が手に取って、丸くなるのを楽しんで、おもちゃにすることもよくある。
夏休みの自由研究などにも良く取り上げられる虫である。
「で、さっきの集まりは、なんだったんだろう?」…
「様子見か、または、葬式だったんだろうなあ。」そう考えて、この件は幕を閉じることにした。
今度、機会があったらダンゴムシ語を習って聞いてみようかな。
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