
今年の夏は、例年になく暑かった。しかも雨が降らず、猛暑日が長く続きました。ナスやキュウリなど野菜でさえ水をやらないと、たちまち枯れる状況。
日中、家の外に出るのが非常に辛かった。日の光が身体に刺さってくるようでした。
外で仕事をしている大工さんや交通整理の人など、「本当に大変だなあ、寿命を縮めるんじゃないか?」とさえ思えました。
夏は虫たちとの戦いですが、よく考えると、いつもなら厄介な蚊や蠅が例年ほどいなかったように思います。
蚊に限って言えば、
暑すぎ?
小さな水場がほとんど干上がって卵が産めない?
他の虫たちにたくさん食べられた?
よく改良された殺虫剤がよく売れた?
など色々考えられますが、
やはり、この暑さのせいではなかろうかと考えています。
食うものと食われるものの関係からすれば、蚊がいなくなると、それを食料とする、蜘蛛、蛙、蟷螂などの虫たちにも影響を及ぼしていることでしょう。
そう言えば、確かに、蟷螂や蜘蛛や蛙、蝉たちも今年は少なくなったように思えます。
逆に、今年我が家で困った虫は、猫蚤と犬に付着して吸血するマダニでした。退治するために殺虫剤を何本購入したことか…。

暑さのせいで虫たちの生態系も狂い始めているようです。
今はすっかり見ることはない蛍も餌となるカワニナという清水に棲む貝がいなくなったためです…。
最近はザリガニもタニシもシジミもいなくなってきています。水の汚れ、気候の変化、やがてこの生態系の狂いは人間にまで及ぶことでしょう。
ところで、皆さんは蚊に刺されたとき、どうしますか?
私は、冷水で患部を冷やし、脳を「痒い」から「冷たい」に切り替えていますが、
友達に「セロテープを張る」という人がいましたが今度試してみようと思う。
蚊に刺されるのがちょっと楽しみです。
皆さんもやってみませんか?

その後、気になったので、蚊に刺されたとき、セロテープを張ってみました。
すると痒みがなくなったように気にならなくなりました。
「へえ、面白いなあ」すぐ調べてみました。
要約すると
皮膚科の先生たちも「セロテープを張ることで確かに痒みは収まるが、セロテープの粘着物質が皮膚にかぶれを起こす場合もあるので、一概に奨められるものではない」とのこと。
あるセロテープ会社がホームページで載せてから一気に広がったようです。
蚊の刺した穴を血液が塞ごうとするのを蚊の出した液が阻止し、その穴から、空気や雑菌が入りやすいから痒くなるというのです。
血液の代わりにセロテープでそこを塞げば同じ効果になるし、爪で搔きむしることもなくなるので、ある意味では良い方法らしいです。(掻くのが一番雑菌が入りやすいのです)マスキングテープやガムテープでも試しましたが、同じように痒みは無くなりました。
粘着物質が安心なテープがあると助かりますね。

また、別の友達は、蚊に刺されたら「力を入れて、筋肉を収縮させて蚊が動けないようにする」とか妙なこと言ってましたが…。これは、難しいようです。


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