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●「面倒くさい」という生徒に先生が聞いた。
「面倒は臭いか?そうか。で、どんな匂いなんだ?」
「ううん、先生みたいな匂い。すごく臭いの。」
「なに!」
ハハハ 先生の敗け。
●「先生にみっちり叱られて、僕の心が折れた。」
「えっ?心って折れるものなのか?棒みたいな形してるんだ?そうなんだ。」
●「ブフフ…お前ってミジンコだなあ。」
「なんだそれは?」
「救いようがないってことさ。」
「そういうことか。…えっ?なに!」
●「なあ、『うんちく』って『うんち臭い』の省略言葉?そうなの?」
「そうかもなあ。ハハハ。」
●「あいつ、この頃いい加減だから、ちょっとハッパをかけてこい!」と部下に向かって課長が。
「どんなハッパでもいいですか?」
「えっ、ああ、いいよ。」
「アジサイの葉でもいいですか?」と部下が…
「ああ、お前には100枚ほどかけていいぞ。この馬鹿もん。」
●「お父さん、A君は、僕の倍お小遣いもらっているんだって。」
「倍っていくら?」
「僕は千円だから二千円だよ。」
「じゃあ、2倍っていくら?倍で二千円だから、四千円だよね?」
「ええっ?二千円じゃないの?」
「そうなんだ。じゃあ、倍も2倍も同じなのか?どうして?」
「分かんないよ。明日、先生に聞いてみるよ。」
「ヒデちゃん、日本語って難しいんだよ。」
●「お母さん、北海道の室蘭に『チキウ岬』ってあるんだって。どうして『チキュウ岬』って書かないんだろうね。チキウもチキュウも同じように聞こえるけどね。」
「そうねえ。」
「そしたら、ヤキュウ(野球)もヤキウ、 キュウシュウ(九州)もキウシウ、救急車もキュウキュウシャでなくキウキウシアでもいいかなって僕思ったんだ。その方が字数が少なくていいし。」
「良くは分からないけど、昔は、そう表記していたのかも知れないね?」
「漢字だとすぐ分かるのにね。」
●「お父さん、『全然大丈夫』っておかしな使い方だと先生が言っていたけどそうなの?」
「うん、全然の後には打消しの言葉が続くのが当たり前なんだよ。『全然大丈夫じゃない』みたいに」
「そうなんだ。」
「恐らく『断然良い』と『全然良くない』が混同して使われるようになり、混合して『全然良い』とか『全然平気』も使われているんだよ。変だなあとお父さんは思うよ。」
●「うちは眩しかったから…。」
「はあ?うちは貧しかったから…の間違いだろう?」
「ううん、家の外壁は鏡だったの。だから眩しかったの。」
「君には、付き合ってられないよ。」
●「今日学校で、今井君と木下君がね。『アッ、わ木下(脇の下)だ。』そしたらみんなが笑ったんだ。
木下君が『あ今井な人(曖昧な人)、なにか用?』と切り返して、またみんなが笑ったんだ。
そこに石井君が入ってきて『じゃあ僕は、お石井(おいしい)さんだね。大月さんはウソを入れて大ウソ月(大ウソつき)さんだね。』皆大爆笑だったよ。
『人の名前をいじって遊ぶのは良くない!』と先生に言われてるから、他の人は、やらなかったけど、笑っちゃったよ。」
「あなたはそんなことで遊んじゃダメですよ。名前は、みんなそれぞれ由緒があって、代々伝わっている尊いものなのだから…。絶対にダメよ!」
「分かっているよ。北内君のこと、きたない(汚い)君なんて言わないよ。」
「本当に、言わないでよ。」
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