「全国に、ここと同じ名前の学校は幾つあるのだろうか?」そんの疑問を持った校長である友人は、パソコンで調べてみた。
以下、彼に成りかわって文を書いてみます。

ヒットしたのは、新潟県の上越高田にある南本町小学校。







早速、上越の南本町小学校に電話連絡してみた。
突然の連絡にビックリし、
「何のためにやるんですか?どんなことができますか?」
「同じ名前だということをきっかけに仮想のライバル校としてお互いを励まし、応援し合いたい。井の中の蛙にならず、広く世の中を見させたい。…」
具体的には、学校だよりや行事等の写真交換、職員の派遣、地域の特色など…。

上越南本町小学校 校長先生と子ども達




早速開始
こちらから送ったものは、卒業生の声優さんを呼んで声優体験の授業風景、



6年生か下級生を指導する交通安全教室、




千葉県の自転車競技会への参加、

親子トイレ掃除体験、

地区合同の盆踊り大会での子供たちの活躍、

京葉道路下のトンネルの絵の作成、

相撲部屋見学体験、


NHK「親と子のTV」への参加、




船橋特産の海苔を給食用に、バカ面踊りの面なども送る。
すると、上越から

雪の贈り物 子ども達がとても歓びました。



そして、なんと、東京への修学旅行の半日をあて、船橋に来てくれることになりました。まさかのまさかの出来事です。





ゲームをしたり遊んだり、



それぞれの地区の特徴を発表し合ったり、

そして一緒に東京湾クルージング


それぞれの子ども達にとって良い思い出になったことだろう。
そんな矢先、新潟で中越地震が発生。
「新潟が大変、僕たちができることで新潟を支援したい。」
それが義援金活動に繋がった。

小学生に何ができるのか?
知恵を出し合い、
乗降客の多い船橋駅で、小学生なので時間は1時間限定、沢山の場所で、大きな声で呼びかけて…
よろしくお願いします!



集まったお金は40万円ほど。
翌日、船橋市役所を通して新潟に。

卒業式の中でPTA会長さんから
「君たちは、本当にスーパー6年生であった。日本全国でもこんなに活躍した6年生はいないだろう。
色々なことを通して互いに知恵を出し合い、人間的に大きくなっていったことを実感しました。本当によく頑張った!…」
