どうして笑うの?
「今日は、『笑う』ということについて、皆さんと考えていきたいと思います。」ある小学校の朝の全校集会で佳代先生は、そう言って切り出しました。
「皆さんは、どういうときに笑いますか?うれしいとき、おかしいとき、面白いとき…色々な場目面がありますね。実は、笑うということができるのは人だけなんです。犬は笑いますか?猫は笑いますか?人だけが笑います。先日こんなお話を聞きました。」
女子中学生が友達三人で下校途中に、学校でおかしいことがあったので、クスクス笑いながら歩いていました。
向こうから歩いて来た人が、すれ違った後に、振り返って怒っていました。
ちょっと足の不自由な方でした。「馬鹿にすんな!」「そんなにおかしいか?」「馬鹿にしやがって?」三人の中学生に向かって言っているのです。
三人は、顔を見合わせて、お辞儀をして「すみません!」と謝意を示しました。
あとで「あの人、何か勘違いしてたんじゃない?」皆そう思いましたが、三人は、笑うということについて少し考えさせられたそうです。
笑うということは、決して悪いことではなくむしろ良いこと。気の合う仲間で笑いあっているときはとても楽しい。でも、…それを関係ない人たちが見たら「うるさい。」「何を面白がってんの?」「私たちのこと笑っている。」…と嫌な感覚を持つ人もいるということ。時と場所を考えて、また、人の悪口や人をからかって笑うのは絶対にいけないことなんだ。そう思ったそうです。
「皆さんは、この話、笑うということについてどう思いますか?」佳代先生は、それで話を切って終わりにしました。佳代先生は、この学校に今年来て1年生の担任でしたが、この話を機会に6年生からも一目置かれる先生になりました。
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