カテゴリー
パナシ

198,名前

この雲たちは何という名前なのかなあ?

 突然、自分の名前を呼ばれるとハッとします。
それが誉められることで呼ばれたならば、嬉しいですね。
逆に叱られる時はきついですね。
誰でも自分の名前は気になるし、一番大事なものだから固執します。

会社や学校でも「おはよう!」と誰に言っているのかわからない挨拶よりも
「田中さん、おはよう!」と名前を付けられると、自分にだけ言ってくれていると思い嬉しさが倍になりますね。
「鈴木さん、ありがとうございました。」「佐藤君、ちょっと手伝って!」

名前を付けて会話をすると、仲間意識が高まりますね。どんどん活用したいですね。
 時々、今日は「何人の、誰の名前を呼んだかなあ?」そう思うときがあります。

アメリカ人の友人にそんな話をしたら、彼は、子どもの頃、習い事をしていて、
その時の先生は、普段は彼を「ブレッド」と上の名前で呼んでくれるんだけど、
叱られるときは「サックス!」と下の名前で呼ばれたよ。
だからそんなに大きな声を出さなくても「サックス!」と言われると「はい!」って緊張したなあ。
今、振り返ると、先生は、呼び方を変えることで、うまく指導してくれたんだなあと話してくれました。
 また、友達同士でも、日本人より名前を多く呼んで話をするとも言っていました。
「ピーター、助けて!」
「マイケル、本とって!」
「ローラ、これ奇麗でしょ?」など。

 あるAという会社の代表が、同じ職種のBという会社と合併したいと考えていました。
もちろんAの方がBよりも大きな会社です。
何度か話し合ったのですが、合併という結論には至りませんでした。

A社の代表はいろいろ考えて、
「合併後の社名は、B社の名前にします。」

「ええっ?」驚いたのはB社の方でした。

A社内でも「うちは、B社より格下ではない。」とか
「わが社がB社に吸収されたと世間は思う。」とか、結構な反対はありましたが

「うちは名前にはこだわりません。それより合併してこの業界の規模を大きくし、人々に還元したいのです。」

「名前を捨ててでも…そこまで考えていらっしゃるのですか…それならば。」と合併は成功したそうです。

※大きな目的のためには、名前にこだわりすぎないことの良い例ですね。  
  
参考:D・カーネギー「人を動かす」

世界にたった一つ、あなただけのドメインを登録しよう!

 

カテゴリー
パナシ

173,こだわり

 友達の家に久々にお邪魔した。一泊させてもらい、分かれる時、友達が「俺も買い物に行くから、途中まで一緒に行こう。」と。

 すると友達が「ガス、よーし!」「ストーブ よーし!」と指差し確認を始めた。

「何やってんの?」

「これ俺のこだわり、病気だと思って付き合って、一緒に言ってくれる?」

「ガス、よーし!」「ガス、よーし!」 

「ストーブ よーし!」「ストーブ よーし!」 

「水道 よーし!」「水道 よーし!」 

「戸締り よーし!」「戸締り よーし!」

「電気よーし!」 「電気よーし!」 …。

 近くのコンビニに寄って、二人で買い物をした。友達は、車のダッシュボードからたばこの空箱を取り出し、ポケットに入れた。

 レジで店員さんに「これと同じたばこを2つちょうだい。」とポケットから空き箱を取り出して見せた。

「あっ、はい。これですね。」…。

「いつも空箱持っているんだ?」私が聞くと

「うん、口で説明するより一目瞭然だからな。中には、言っている銘柄が分からない店員さんもいるから…」

「それって、お互いに良い方法だよね。へえ、感心したよ。」

「これも俺のこだわりだよ。たばこってお客が自由に取れないからなあ。」…。

「じゃあ、気を付けて!」…。

口の悪い友達だが、「良いところあるじゃん。」

画像に alt 属性が指定されていません。ファイル名: penki_tosou_man.png
やっぱり、ペンキは刷毛でなくっちゃ。俺のこだわり。

※たばことお酒はそれぞれ法律が異なるので、売り方、買い方が違うのです。

大好評ヨガ資格オンライン講座!全米ヨガアライアンス協会認定RYT200【ゼロカラYOGA】

タニタオンラインショップ