カテゴリー
パナシ

53,だから…つまり…

ソフトボールの試合中の会話

 「監督、うちら後攻ですよね。」応援に来ていた一人が監督に聞きました。
「そう、後攻だ。」
「じゃあ逆転サヨナラもありますよね。」「うん。それを狙っている。」

 それを後ろで聞いていためぐちゃんが「えっ、うちら中学でしょ?高校じゃないよね?」その一言で静まり返ったベンチ内。

 監督が「先攻か後攻かということだよ。」

 するとめぐちゃんが「監督、先生のこと先コウとか言っていいんですか?」

 「あのなあ、だから…つまり…」

「身体を動かしながら聴くにはTVよりラジオだ。そう思ってAM専用のラジオを買ってきたぞ。見るかい?ヒデちゃん。」

 「うん、見せて。お父さん、AM専用って、これって午前中しか聴けないの?」

 「いや、午後も聴けるよ。」

「だってAM専用なんでしょう?」

「ヒデちゃん、だから…つまり…。」

③「お父さん、中国にはいっぱい役所があるんだね。」

 「ううん?そうか?」

 「福建省とか広東省とかいっぱいあるでしょう?何をする役所なのかなあ?」

 「ヒデちゃん、日本の文科省や総務省などと一緒に考えたらいけないよ。」

 「えっ?違うの?だって、同じ省という字だよ。」

 「ヒデちゃん、だから…つまり…。」

④「ねえ、めぐちゃん、明日、代官山に行かない?」

 「代官山って高いの?」

 「??…こっちより良いものや安いものが結構あるらしいよ。」

 「私、山登り嫌いなんだ。」

 「何言ってんの、めぐちゃん?」

 「だって疲れるし…山登り用の靴も買わなくちゃ…」

 「めぐちゃん、だから…つまり…。」

⑤「お父さん、TVで中国地方の岡山のことやっていたけど、岡山って中国にあるんだね。僕今まで知らなかったよ。北京とか上海の近くかなあ。」

 「ヒデちゃん、何言ってんの?岡山は日本だよ。」

 「えっ?だって中国地方の岡山ってTVで言ってたよ。」

 「それはね、真ん中、中間という意味で付けられた日本の地方名なんだよ。中国と区別するために地方をつけて『中国地方』と呼んでいるんだよ。」

 「そうなんだあ。でも紛らわしいよね、お父さん。どうして違う名前にしなかったんだろう?」

 「ヒデちゃん、だから…つまり…。」

⑥「お父さん、中国から来た李君がうちのクラスに入ったよ。一緒に帰ってきたんだけど、『ゾウ、ゾウ』というからどんな字を書くのか聞くいたら『走』なんだって。

 僕は『ゾウ、ゾウ』と言われるたびにもっと走れということだと思って、どんどん走ったんだ。

 後で聞いたら『走』は歩くということなんだって。疲れたよ、お父さん。」

 「中国も日本も同じ漢字を使うけど意味が違うものもあるからね。せっかくの機会だから、李君に中国語を教わったら?」

 「うん。」

 今日のヒデちゃんには「だから…つまり…。」は必要ありませんでした。

テスコム小型家電の商品購入

【日本最大級の旅行サイト】楽天トラベル

えっ?これ何?ブラシの木だよ。うそーっ!ブラシを塗ったんでしょ?だから…

【お試し送料無料!】ハレトケのご購入はこちらから

【2,138円でお試し】ハレトケのお得なキャンペーンはこちら】