「科捜研の女」や「警視庁捜査一課長」などのドラマで大活躍の内藤剛志さんのお話にこんなことがありました。

若い頃、私は、容姿や演技には自信がありました。それでも、チョイ役しかオファーがありませんでした。
「そのうち大きなものが来るだろう。」…。
ところが、チョイ役ばかりが何年も続き少し自信を無くしてしまいました。
「なんで?なんで俺が…」
ある時「俺って、やはりダメなんですかね?」
近くにいた共演の渡哲也さんにそれとなく囁いてみました。
「剛志、お前、セリフをどうやって覚えている?」
「はい、台本の自分の所だけマーカー引いて、そこを何度も繰り返して覚えてます。」
「そうだろう?だから、チョイ役しか来ないんだよ。今のまま行ったらお前はずっとチョイ役だよ。」
「えっ?どうしてですか?」
「いいか、台本全部を読まないと、全体像はおろか自分の立ち位置さえしっかりつかめないだろう?
ましてや共演する他の人がやりやすくなるような配慮なんて全くできないだろう?」
「……」
「いいか剛志、全体を知れば、ドラマの訴えたいこと、見てほしいところ、隙間があるとすればそれは、どこか?自分なりの工夫は、どこですべきか?が自ずと見えてくる。井戸から上を見ても、空全体は見えないよ。」
と言われ、自分の考えが根底からひっくり返されました。頭をハンマーで殴られたような気持ちでした。

それからは、時間のない中でも、台本ばかりでなく、音楽、題字、共演する仲間たちにも少しは気が配れるようになりました。
まだ、まだ、これからですけれど…。渡さんに言われていなかったら、おそらく役者は、続けていられなかっただろうと思います。
どの職種でも参考になるいいお話ですね。
※三人の男がブロック塀を補修しています。「何をしているんですか?」と三人聞くと、一人は「見れば分かるだろう?コンクリートを塗っているんだよ。」。一人は「家の一部の塀を直しているんだよ。」もう一人は「僕は、景観の良い町を作っているのさ。」同じ仕事をしていても、どう考えるかによって10年後20年後は違ってくるでしょうね。

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