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209,初恋

※今回は、中国語から入りました。

同桌的事

突然一个女孩子慌乱地跑进教室来了。

19??年4月7号这天举行初中学校的入学式。
时间到了。
新学生们差不多都到齐了。不过,同桌的女学生还没来。
是什么样的人?是怎么样的人?他很高兴地想像着就要初次见面的同桌。
突然一个女孩子慌乱地跑进教室来了。
进来的女孩子毛毛腾腾地看了教室里,然后就寻找自己的座位。
她一发现了旁边他的空座就气喘虚虚地坐下了。
他没想到这个同桌这么特别可爱又加上有一股香味儿。
头发一丝不乱,显得很机灵。
他一下子看上了她一见倾心。
从这天他的愉快的初中(学校)生活开始了。

何年も前のことです。

 中学校の入学式の時、彼の隣りの人がまだ来ていない。

もう時間は過ぎているのにどうしたんだろう?

どんな人?、どんな性格の人?彼は、色々想像を巡らして待っていました。

 すると、慌てて一人の女の子が教室に駆け込んできました。

彼女は、教室中を見渡し、空いている彼の隣が自分の場所だと気が付き、息を弾ませながら席に着きました。

髪もしっかり整えて、とても気の利きそうな可愛いい小柄な女の子でした。

しかも、彼女の身体から、良い香りが漂ってきました。彼は、一気に彼女の魅力に引き込まれてしまいました。

その日から、彼の楽しい中学校生活は、始まりました。

さあ、皆さん、この彼は、一体誰でしょうか?当ててみてください。

ああ、やっと間に合った。フーッ!


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111,よく頑張ったね

「あんたがやらないなら、俺が代わりに行く!」…。ある中学校での話です。

 新年度が始まり、新入生を気持ちよく迎えるために、各担任が準備をしています。
 一学年主任の吉田先生は、小学校との引継ぎで気になった生徒の担任に「川口さん、先生のクラスに入る工藤くん、彼、小学校が全欠なので入学式前に家庭訪問して、お母さんと話しておいた方が良いんじゃないの?」
「いやあ、吉田先生、私が行って話しても来ませんよ。」
「なぜそう言えるの?」
「だって吉田先生、彼は小学校が全欠ですよ。一日も学校に来てないんですよ。そんな生徒が、人が変わったように学校に来るわけないですよ。」
「川口さん、最初からそう決めてかかっちゃだめだよ。今日、午前中にちょっと行って来たら?」
「でも、やることが一杯ありますから…。行ったって無駄ですよ。」…
「川口さん、それでもあんた担任か?自分の目で確かめもせず何を言ってんだい?」
「……」
「じゃあ、俺が代わりに行ってくる。」
「では、お願いします。どうせ無駄ですよ。」
 半ばあきれ顔の吉田先生は工藤君の住所を調べ、お母さんに電話で連絡し、そのまま工藤君宅に向かった。

「学年主任の吉田です。突然の訪問で申し訳ありません。篤史君は、今、家にいますか?」
「はい、まだ寝ています。」
「えっ?お母さん、もう11時ですよ。起こしてくれませんか?」
「あっ、はい。」…
「篤ちゃん、中学校の先生が来たよ。起きて、ねえ、篤ちゃん、起きて!」…
「先生ダメです。起きません。」…
「お母さん、良いですか?私が起こしても良いですか?」
「はい。」…
「篤史君、初めまして、中学校の吉田です。起きてくれますか?」…
「起きてくれますか?」…
「では布団を剥がしますよ。…自分から起きてくれる方がうれしいなあ。」
もぞもぞと起き上がった篤史君
「おう、篤史君、私は吉田、よろしくな。」
「うん」
「昨夜は、何時に寝たんだい?」
「…」
するとお母さんが「3時くらいだと思います。」
「そうか、じゃあ眠いはずだなあ。」
「…」
「でも、篤史君、もうすぐお昼だぞ。」
「…」
「この子は、いつもこうなんです。」
「お母さん、これじゃあだめですよ。昼夜ひっくり返って、TVとゲーム漬け、食べ物はどうしてるんですか?」
「はい、夕食は一緒に食べますが、それ以外はコーラにスナック菓子、カップ麺がほとんどです。私が言っても、言うこと聞かないんです。」
「篤史君、体重は測ったことはあるの?」
「ううん。」と首を横に振る。
「お母さん、もうすぐ入学式だから、制服とか上履き、ジャージとか揃えて準備しておいてくださいよ。」
「はい、でも無理だと思います。」
「お母さん、篤史君が小学校に一度も行っていないということを聞きましたが、…それは篤史君のせいではありませんよ。お母さんを始め、周りの大人のせいですよ。このままの生活続けさせたら病気になって、死んじゃいますよ。」…
「では、どうすれば…?」
「そうですね、まずは起きる、寝る、食べる、学校に行くなどの基本的な生活習慣から変えていきましょうよ。」
「でも、言うこと聞くかしら?」
「早速、明日から7時には起こしてください。篤史君、朝は7時には起きるんだよ。いいかい?」
「…」
「お母さん、中学校に入るという今がチャンスですから、本人のダダに負けず、少し強く当たって行きましょうよ。起きなかったら布団を剝ぐくらいに…。」

 次の日、電話でお母さんと話をすると、7時は無理だったが、9時くらいには起き、午前中は制服を作りに行ったとのこと。
 吉田先生は少し脈を感じました。
 そして、次の日は、また12時くらいまで寝ていたそうです。
「お母さん、お母さんも辛いでしょうから、明日から暫く私が起こしに行きますから…、篤史君にもそう伝えておいてください。」
それから2~3日、朝7時前に吉田先生は工藤君の家に行きました。
「篤史君、時間だよ、起きろ!布団を剥ぐぞ。慣れるまでは辛いけど、すぐ慣れるよ。自分で起きろ!」…
4日目からは、自分で起きてきました。
「篤史君!もう慣れてきたかなあ。入学式に新しい制服着た姿見せてくれよ。友達みんなも喜ぶぞ。」…。

「川口さん、工藤君は入学式には、何とか来れそうな感じがするよ。彼の机や配布物も忘れずに用意しておいてくれ。後は宜しく。」
「吉田先生、ありがとうございました。」
そして、入学式当日、なんとか親子で登校してきました。
「よし、篤史君、よく来た。お母さん、もう大丈夫ですよ。」吉田先生はそんな言葉を掛けました。
 それからは、学校を休むことが無くなりました。
朝ぐずっている時は、吉田先生が迎えに行きました。
また、小学校が全欠だったので、TVやゲームでなんとなく分かっていても、字が正しく読めません。
 吉田先生は、川口先生や学年の先生方と連携し、昼休みと放課後等を使ってひらがなから個人指導を計画しました。ひらがな→カタカナ→漢字へと。
 篤史君は、字が読めるようになり、本の楽しさも分かってきました。
「みんながいる学校は楽しい。字が読めるようになって嬉しい。」という彼、
 体重も普通の中学生の体形になりました。友達も喜びました。
 中でも一番喜んだ友達は、番長級の永野君です。口数は少ないのですが、小6の時は、中学生をカモに割上げしていたという猛者です。
「篤ちゃん!」、「篤ちゃん!」と声をかけてくれる優しい心の持ち主です。

 そして、篤史君は、3年間、風邪などの病気以外に休むことはなく、高校進学も果たしました。
 篤史君もお母さんも吉田先生のことは、お父さんのように感謝し、慕っています。
 吉田先生は「手のかかる生徒をしっかり育ててやるのが教師の役目」その信念でやっていました。吉田先生に出会って、一人の生徒の人生が救われました。
 また、子育てに自信のなかったお母さんにも笑顔が戻ってきました。吉田先生には、本当に感謝です。
 工藤君も本当は学校に行きたかったんでしょうね。
 卒業式の日、校長先生が「工藤君、君は本当によく頑張った。この3年間で9年分のことをやったのだから…、これから先、何があってもやり抜けると思うので自信を持って、高校生活も友達を沢山作って楽しく送ってください。頑張れ!」と、工藤君の手を強く握りしめて話されたそうです。

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