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パナシ

126,読点と句点

 場に合った挨拶は、本当に難しいですね。

内容にもよりますが、長い挨拶は、敬遠されがちです。口の悪い人に言わせると「牛のよだれみたいにいつまでもだらだらと…。」

 ただ、時間を気にするあまりに、言葉足らずになることもありますが…。原稿を読むだけでは気持ちが伝わらないし、自分の言葉では、脱線と時間超過が恐いですし…。


 私の若い頃、部長が退職される先輩社員に送くられた挨拶言葉が、今でもずっと頭に残っています。

「佐藤さん、まさかこんなに早く、この日を迎えるとは…。
佐藤さんには、本当に会社のため、私たちのために尽くしていただきました。『目配り、気配り、心配り』、佐藤さんの生きる姿勢、その背中は、私たちの手本でありました…。改めて御礼申し上げます。」

「文章には、『点』と『丸』があります。佐藤さんにとって、この度、退職されることは、まだまだ『点』であります。これからの第二、第三の人生を楽しく充実され、やりたいことを全うされまして、大きな『丸』を、いや、大きな『花丸』をつけてほしいと私たち一同願っております。これからも私たちを見守ってください。ご退職おめでとうございます。」


 そのような内容だったと思います。人生を文章(読点、句点)に例えてコンパクトにまとめていたのが好きでした。

ハクビシンさん、ちゃんと挨拶すれば食べてもいいよ。まだ甘くなかったでしょ?まだ途中の点で丸じゃないからね。

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