もう大分前のことになりますが、
ある小学校を訪れた時、事務室の入口の脇に、ちょっと大きめのお菓子の小箱が椅子に置いてありました。
その箱には「一番大切なものが入っています。自由に見てください。」と表示がしてありました。
何が入っているのだろうか?と興味津々、いろいろ想像しながら蓋を開けてみました。…ふふふ…。
そこに入っていたのは大きな「鏡」でした。

確かに一番大事なものは自分ですものね。
今、身を借りて宿っている自分という存在、改めて、自分を大事にしなきゃ、と思わされました。
分かってはいても、つい忘れてしまっていますからね。
お寺の奥にはお釈迦様の像がありますが、
神社の奥には大きな丸い鏡があります。これもそうですね。
この細工は、子ども達にも保護者にも大変受けたそうです。この学校の子ども達の育み方の一端を見たような気がしてうれしくなりました。
「一番大切なものはなあに?」と聞いた時、「鏡」と答える子が中にはいるかもしれないですが…。
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