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パナシ

14,びみょおー

 

 ある中学校での話です。ゲームのうまい生徒に先生が聞きました。


「ゲームがうまいんだって?すごいねえ。どんなの持ってんの?」
いろいろ
「いくつぐらい持ってんの?」
いっぱい
「自分で買ったんだ?」
だいたい
「ゲームってそんなにおもしろい?」
まあまあ
「先生に貸してくれる?」
びみょおー

 その先生は怒ったそうです。
「お前の言葉はそれしかないのか!」
「次は別にか?」
「確かに便利な言葉だ。それだけでも世の中は渡っていけるだろうが少なすぎる。そう思わないか?」…
「それだけじゃ、考えて物を言うことがなくなってしまうだろう?」 

先生は、この生徒の言葉の数の少なさに、家の人と相談し、無理矢理、本を読ませるようにしたそうです。

もしこの子がテレビのアナウンサーだったら

「本日のニュースをお知らせします。」

「今日は、
いろいろありました。」

「事件事故も
いっぱいありました。」

「桜の咲き具合も
まあまあです。」

「今日は、
だいたいこれだけです。」

「明日は、どうなるか
びみょおーです。」

「続いて天気予報の時間です。」

「今日の天気は、各地によって
いろいろでした。」

「雨が
いっぱい降ったところもありました」

「明日は、
だいたい晴れか曇りか雨でしょう。」

「気温は、
まあまあでしょう。」

「夏なので雪が降るかどうかは、
びみょおーです。」

「これでは、何も伝わらない。自分では分かっていても表現力がないから、聞いた人は何もわからない。

 ですから、皆さんは、本をたくさん読んで、いろいろな人と話し、たくさん言葉を覚え、自分の表現力を磨いてください。
自分の思いを言葉でしっかりと伝えられ、人の気持ちの分かる賢い人になって活躍して欲しい。」と、

全校集会で『本を読むことの大切さ』を別の角度から、校長先生は、話をされたそうです。

読書百遍、意自ずから通づ
一人で何してんの?別に。
   寂しくないかい? えっ? びみょおー

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