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パナシ

175,意地悪○○さん

 以前に「意地悪ばあさん」というテレビ番組がありました。青島幸男が主人公の老婦人「たつ」を演じていました。
 子どもながら「なんで男がやるのかなあ」と思っていました。

 青島さんは、作家、作詞家、タレント、俳優、放送作家、映画監督、しかも政治家(東京都知事)。
2006年12月20日(74歳没)
元祖マルチ人間と言われています。

 この番組は、サザエさんで有名な長谷川町子さんの4コマ漫画作品『いじわるばあさん』を原作として製作された日本のテレビドラマです。
これは、アメリカの漫画家ボブ・バトルの『意地悪爺さん』(原題『Egoist』)という「意地悪なおじいさん」を主人公とした作品を参考に作られたそうです。

 ところが、製作途中で、「意地悪なのは、ばあさんだろう?、爺さんは、頑固者だろう?」ということで、急遽、主人公を男性から女性に変え、タイトルも「意地悪爺さん」から「意地悪ばあさん」に変更されたそうです。
青島さんもこの変更で女性かつらをかぶってばあさん役をやったというのを思い出した。

 主人公の「たつ」は、三度の飯より意地悪を生きがいとする老婦人で、家族でも、初対面の相手でも、構わず意地悪を仕掛ける。

 決して男女違いを言うわけではないが、そんなことも思い出したので書いてみました。もし、映像を今見られるとしたら是非見てみたいです。

 皆さんはどう思いますか?
周りの老人は意地悪は、ばあさんで、頑固は、爺さんですか?

散歩するおじいさん。「今日はどんな昼飯になるかいのおー。楽しみ楽しみ」

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