頼むよー、ヒデちゃん。
ある日、ヒデちゃんは、お母さんと一緒に、お母さんの友達の家に行くことになりました。
その友達の家には、立派な門がありました。
「お母さん、僕が門を開けてもいい?」ヒデちゃんが言うと
「いいわよ。」とお母さん。
先に行ったヒデちゃんは、門を押してみました。
「押しても開かないよ。お母さん。」
「じゃあ、引いてみたら?」
「うん。」
「引いても開かないよ。」
お母さんは、ヒデちゃんを試そうと
「頭を使いなさい!」
するとヒデちゃんは、頭を門に付けて押しました。
「まあ、なんて子なの?」驚いてこう言いました。
「口を使いなさい。」
するとヒデちゃんは、口を門の飛び出しているところに付けて歯で咥えて引きました。
「えっ?この子は何なの?」さすがのお母さんもイライラして
「しょうがないわね。お母さんが指と手を使って開けてあげるわよ。」
ヒデちゃんはびっくりしました。
「指で開けるの?どうやって?折れちゃうよ。」
お母さんは答えてこう言いました。
「こうするのよ。」
と言ってインターフォンを押しました。
「あらあ、いらっしゃい。今門を開けますから。」と言って門の鍵を開けてくれました。
「一言連絡をくれれば良かったのに。」
それを聞いたヒデちゃんは「門が開かなかったのは、お母さんのせいじゃないか。」
「はい、はい、分かりましたよ。」
それを聞いてヒデちゃんの気持ちは、治まりました。
ありがとう!
「課長お忙しそうですね。お手伝いできるものがあったら私やりますよ。」課長の前の席の新入社員の若い女性が言いました。
「いやあ、助かるなあ。一気に三つも四つもこなさないといけなくて…、てんてこ舞いなんだよ。じゃ、お願いしていいかな?
プリンターが故障しているから、手書きでこれと同じものをあと6つ作って欲しいんだけど…」
課長は、書きかけた紙の一番上の表を指して頼みました。
「分かりました。すぐに作ってきます。」課長は、A4の紙に完成された表が1つと作りかけの表が6つ書かれたその1枚を女性社員に渡しました。
10分ほどして、その新入女性社員が「課長、できあがりました。」
「ああ、ありがとう。本当に助かったよ。」
彼女が持ってきた書類を見て、課長は愕然としました。
完成した表が7つではなく、渡した通りの不完全な用紙7枚を彼女は持ってきたのです。
伝え方が悪かったのかなあ?私が欲しかったのは一番上と同様の完成した7つの表なのにと思いつつ、もう一度、彼女に「ありがとう。」と言いました。6つと6枚か…。
新品も中古も激安PC勢ぞろい!パソコン買うなら楽天市場
無難なモテ服をマネキン買い『メンズファッションプラス』