小学校での辛い思いで
お笑いタレントのスピードワゴンの小沢一敬さんが、小学生の時のことを語ってくれた番組がありました。
クラスでクリスマスプレゼントの交換をすることになったそうです。
お母さんにそのこと話したら「自分で作ったら?手作りの方が喜ぶんじゃない?」
小沢さんは、うすうす家計が苦しいのが分かっていたのでそれ以上は言えず、ティッシュの空箱でびっくり箱(中をあけたらサンタが飛び出す)を作ったんだそうです。
当日、クラスでプレゼント交換が行われました。
なんと小沢さんのプレゼントが大好きな女の子の所に行きました。
「なに?これ?」
いやな顔をしている女の子に、小沢さんは恐る恐る小声で
「開けてみたら?」と言うと、ランドセルの中で形が崩れ、つぶれたサンタが出てきました。
「あっ、しまった!」
そう思った瞬間に
「俺のと交換して!」
無理矢理、女の子のプレゼントと交換し、自分で作ったものを自分で取って、家に持ち帰りました。
母に「どんなプレゼントもらったの?」と聞かれ
「これ!」って見せました。
「手作りでいいじゃない。私にちょうだい!」。
母は全て分かっていたのだろう。
小沢さんは、小学生ながらそれは分かったそうです。
今思うと本当に辛かったのは、母の方だったのかもしれない。と言う話をされていました。
何度聞いても、涙が出てくる良い話だと思って書き留めておきました。
「疲れたと言いつつご飯の支度する母にお金となかなか言えず」そんな句を作ってみました。
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