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パナシ

176,下敷き

 

 日本では、普通に使っている下敷き。
海外の人から「なに?それ?」と言われたので、海外ではどうなのか、ちょっとネットで調べてみました。以下代表的なものを載せてみました。

Q: 下敷(ノートに字を書くときに敷く下敷)を英語でなんと言うのか辞書で調べてみると、drop mat とか desk matとかいろいろ出てきましたが、私の思っている下敷と違う気がしました。

a sheet of plastic(placed under a sheet of paper when one is writing) というのもありましたが、よく使うものだったら一言で言えるような名前をつけるんじゃないかな思いました。

もしかして欧米では下敷を使う習慣がないのでしょうか?
それとも辞書に載っていた言葉でいいのでしょうか?

A1:アメリカの小学校に通っていたのですが、使う週間はまったくなく、当然、売ってもいませんでした。
日本では、使えと言われるので使っていましたが、正直、いまだに、なぜ使わなければならないのか分かりません。
大学生にもなると、どうせ使わないのにね。机が合板じゃなかった時代の生き残りかなと、ずっと思っていたのですが。
それとも日本の夏は蒸し暑いから、扇ぐため?? あ、使い方が違いましたね(笑)。

A2:そう言われてみれば、私が小学生の頃は、よく、前に使った子が机に穴をあけたり、らくがきを彫刻刃で彫ったりした跡がありました。きっとそのためですよ。(?)
 また、日本ではノートの両面を使うのが当たり前でしたから…。平らな面を作るため、それが、下敷を日本で使うようになった原因ではないかと思います。

A3:アメリカで駐在員をしていました。子供は現地の小学校、中学校に行きましたが、下敷きは使っていませんでした。
 学校が学用品として用意するように指示するリストにも下敷きは入っていませんでした。
文房具屋にも売ってなかったように思います。

A4:私はアメリカの大学(院)を卒業しました。
当たり前のことでしょうが下敷きは使いませんでした。
学生で使っているのはいなかったと思います。
プリントやルーズリーフに直接書いていました。

A5:カナダに居たことがありますが、ホストファミリーの子どもたちは、下敷きをつかっていませんでした。
文具屋とかにも売ってなくて、日系のお店でやっと見つけて買いました。
使っていると、珍しがられましたよ。

A6:carbon copy には 下敷きを使いますが、これはwriting shield と言っていますが、参考になりませんよね?

いろいろ出てきて、とても参考になりました。
総合すると日本のように、海外では子どもが下敷を使う習慣はないけれども、お仕事で使うことならある、ということみたいですね。

★友達の外国の方たちにも聞いてみました。
すると「これは便利、特に子ども達は、筆圧が強いので、ノートの紙がデコボコにならず、鉛筆などで書いた時の裏うつりもなく、とても良い。」という人が多くいました。
日本の生活の良い所をまた発見したような気がしました。

星野富弘さんの作品から