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286,2つを同時に


 篠笛を習い始めておおよそ2年余り、一向にうまくならない。息が続かない。指がうまく動かない。両方を同時にやるのが難しい。

子どもの頃のことを思い出した。
初めて自転車に乗った時、ハンドルを操作して前に進むこととペダルを漕ぐこととが同時にできなかった。何度か失敗しながらも、暫くすると慣れてきて難なく乗れるのだが…。

 今の篠笛が最初の自転車状態だ。
息をずっと吐き続けて、その息に指で高低の色を付ける。
頭では分かっていてもスムーズにいかない。
指使いに気を取られると息がぶつぶつ切れてしまう。

 練習あるのみとは分かっていても、2つのことを同時にやるのは本当に難しい。

慣れだけでは、上達も遅いので、最近は、息を吐くことを主にして、指で音の高低をつけることを従にしてみた。時には分けて練習してみたりもしている。

2つのことを同時にやることは、笛ばかりでなく、水泳などの息継ぎと手足の動かし方も同じ。

息継ぎが上手くいかないんだよう。

このことは、スポーツ全般、音楽や武道や踊りなどにも言えるのではないか?

 太極拳や空手などでも、前に進む動きと身体や手足の動き、更には呼吸も絡んでくる。

重心,呼吸、目線、ゆっくり

 中には、3つも4つも同時にこなす人がいる。天才?達人?

私たちは、毎日の生活でも同時にいくつものことをしなければならないことが多い。

何がで、何がなのか?

うまくできるコツがあるのだろうか?

ついつい従に惑わされて、主を忘れがちな自分を少し振り返りたい。

 篠笛の練習をしていて、そんなことを感じた。

詳しくは→スマイルゼミ


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229,自転車


 小学校に入学前のことだ。自転車で登校できるように、父が子供用の自転車を買ってきてくれ、何度も何度も練習し、やっと乗れるようになった。
家から学校までは5km位あったので、自転車通学が認められていた。

 早速、入学式の翌日から、友達と一緒に初めて自転車で学校まで行くことになった。村のはずれの家を囲むように道が90度以上に深く右に曲がっている。見通しも悪い場所だ。

意気揚々と自転車をこいで学校に向かっていたが、そのカーブの出会い頭でオートバイと正面衝突。

まさかオートバイが来るとは思わず…。左側でなく右側を走っていた自分が悪いのだが…。

身体は地面に倒され、自転車の車輪は曲がり、ハンドルもグラグラ。
痛かったが、学校は休みたくなかったので、ガタガタする自転車を引いて学校まで行った。
先生と、先に着いていた同じ村の友達が途中まで迎えに来てくれた。

すぐ保健室に連れて行かれた。左腕が痛い。養護の先生が湿布薬を塗り包帯をしてくれた。

午前中で授業が終わり、壊れた自転車を引いて家に帰った。腕の痛みより、自転車を壊して父に叱られることばかり心配していた。足取りも重かった。

何も知らない母は、壊れた自転車を見て「身体にけがはなかったか?」と聞いてくれたが、「大丈夫だよ。学校で先生に湿布してもらったから…。」と答えた。

その日、父に叱られることもなかった。

2、3日して痛みは無くなった。

実はこのとき、左腕の関節がずれて脱臼していたのだった。その時は気付かなかったが、数年たつと少しずつ、変化が出てきた。

 壊れた自転車はもう乗れないし、子供用の自転車が手に入らなかった時代だったので、それからは、何人かの友達がしていたように、大人の自転車を三角乗りして、学校まで行っていた。

その内に慣れてきたら、祖母を後ろの荷台に乗せて駅まで行くこともあった。
自動車がほとんど走っていない、しかも舗装されていない砂利道だったが…。

あれ以来、左側通行を心がけた。

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83、マスクはやり必要

 毎日コロナ禍のニュースが嫌になるくらい流れています。

緊急事態宣言、オリンピックはどうするのか?ワクチンの申し込みが殺到、観光地や客商売の料理店等や劇場などの悲鳴、在宅仕事での弊害、ワクチンをなぜ日本は買うだけで作らないのか等々。
 新型コロナ肺炎ウィルス感染を避けるために、買い物や人の集まっている所では、マスクは欠かせません。つい忘れてしまうと周りからきつい視線を浴びます。

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とても大事なマスクなので、これは大切に使わなくちゃ

 先日、自転車のブレーキのワイアーが切れたので、ホームセンターに部品を買いに行きました。

 田舎でも通常より人の出は少ないですね。家に帰ってマスクを外し、ブレーキの修理。

 それから草刈り機で家の周りの草刈り。ここでもマスクは必要です。メガネが曇って結構辛いですが。 

 それからマスクを外し、犬の散歩に、今、直したばかりの自転車で行きます。水田の中の農道を犬に引いてもらいます。体中で風を受け、気持ち良さを感じながら小さな川まで行きます。

 そこで、待っていたのは、なんと、ブヨ?ウンカ?の大群。「うわー!何だこりゃ!」見れば前も後ろもずっと虫たちが続いています。「これは参ったなあ。」

 左手は自転車のハンドルを、右手は犬のリードを持っているので、両手は使えず、呼吸しない以外に守る手はありません。口でも開けていたものなら大量の虫達が口の中に、口を閉じていても鼻から入ってきます。

 幸い眼鏡をしているので目に直撃は有りませんが、「ああ、やっぱりマスクは必要だ。」とつくづく思い知らされました。

 また、ブヨやユンカに刺される?噛まれる?と2週間くらい痒みが続き辛い思いをします。ですので、どんなに暑くても長袖も必需品です。本当に夏は虫たちとの戦いです。

 口を開け舌を出して体温調節している犬にとっては、私より辛いでしょうね。クシュン、クシュン言いながら前足で虫達を払っていますが…。

 今度、虫捕り網を持っていき、捕まえて正体を調べてみようと思います。

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40,お世話になったから

口のきけない物ほど大事にしなきゃ

 ある雑誌記者の方が、田舎の実家に帰られたとき、お母さんの履いていた足袋があまり古いので「母さん、もうその足袋やめたら?」と言うと「そうかい?…そうだねぇ。」


 次の日、針と糸で縫い物をしている母親を見て「何を縫っているの?」と聞くと「昨日の足袋だよ。」「だって捨てるんじゃないの?」「この足袋にはお世話になったからね、寒いときも足を温かく守ってくれたし、最後まで大事にしてやらないと罰が当たるよ。」


 聞けば母は、洗濯して、切れたところを縫ってから納める(捨てる)という。
「もったいない」「もったいない」と言う母の、たかが足袋に 「お世話になったからね、最後まで大事にしてやらないと罰が当たるよ。」その言葉が頭から離れなかったと言います。

 私たちは、たまたま人間として生まれただけであって、ひょっとしたら虫や植物や床を拭く雑巾だったかもしれません。一人では生きていけません。
 手で床は、拭けません。手で字は、書けません。手で縫い物は、できません。お腹が減っても手は、食べられません。 いろいろな物にお世話になっているんですね。

自転車屋さんに、パンク修理を頼みに行ったとき、そこのおじさんに同じようなことを言われました。

「お客さん、こんなに汚くしてちゃ自転車が泣いてるよ。たまには掃除してやんなきゃダメだよ。自転車は、何も言わないけど、口のきけないものほど大事にしてやらなきゃ罰が当たるよ。こいつにも心があるんだよ。」

物には形あり、形あるものには命あり、命あるものには心あり。」

 二つの事が、ボディブローのように効いてきました。これからは、自分がもしその物や人だったら…と考えて「身の回りの物(友達もそうだ)を大事にしよう!」そんな気持ちになりました。   

私も、今年になってやっと咲けたの。見てくれるだけでうれしいわ。紫色のチューリップ

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伸びすぎた葉牡丹 ああ自由に伸びられて幸せ、極楽、極楽

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