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パナシ

157,篠笛


私の田舎の村も人口減少が進み、特に子ども達が激減。

当然、村の祭りも絶えて久しく、「村のみんなで集まって顔を合わせながら食事をしよう。」「少しでも子供たちに昔のことを語り継いでいこう。」とお楽しみ会的な「触れ合い会」を村で計画した。

祭り太鼓 下座 踊り等に有志が何日か村の公民館に集まって練習した。

村の名人が吹く篠笛の音色にみんなうっとり。懐かしさもこみあげてきた。

「触れ合い会」は盛況で地域の新聞記事にもなった。

篠笛…こんないいものがあったんだ。改めてそう思った。

家の中に父の使った笛を見つけた。割れてひびが入っていたが、それを補修した。

それから見よう見まねで篠笛を始めることにした。楽譜を見ながら一音ずつ吹いていく。
好きな曲が吹けるようになると嬉しくなる。音楽やリズムなど全く自分の中になかったが、その空白を埋めるように楽しく学べた。

長い呼吸、指使い、暗譜、音楽で揺さぶられる心の気持ち良さ 西洋楽器のフルートやリコーダーのように音に厳密ではないこと、吹く人の個性、一本一本違う音色、篠笛の魅力にはまってしまった。

自己流で、まだまだしっかりと音は出ないし、指の動きも速くない。脱力もままならず、息も続かないが、日々上達を目指してやっています。

ただ、田舎とはいえ音が響くので思いっきり吹く練習が出来ないのが悩みの種。「人生はリズムなんだよ。」誰かが言った言葉を思い出した。

人に聴かせるためにやっているのではなく自分の心の健康づくりでやっていこうと思う。

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